ユダヤ人と言語

Satoko Kamoshida's Blog 鴨志田聡子のブログ.

『文化人類学入門』祖父江孝男著

文化人類学入門』、とっても面白いし読みやすいです。昔の学者って、博識で、いい感じで大雑把ですごいんだなと思います。

大学の図書館にあった本ですが、相当ボロボロでシミだらけの状態でした。よく読まれたことがわかります。

文化人類学という学問は(・・・)昭和40年代も半ばを過ぎて(・・・)急にポピュラーな存在となってきた

ということで、いろいろ教科書みたいなものができたらしいのですが、

無味乾燥になりがち、相当高度なことを盛りだくさんに、限られたスペースに入れているから、相当に難解

概説書にありがちなことは、あまり多くの学者や学説を列挙しすぎていて、そのおのおのについては抽象的な記述しかなく、そのために読んでもよくわからず、消化不良におちいりがち

うーん、教科書って立派な人が読んでもやっぱり難しいんだな。

ちょっとホッとしました。

書く方も必死ですが、読む方も必死・・・。

著者に会って1分話しただけで、その人が言いたかったとこがすっとわかることがあります。書きことばで簡潔に表現するって難しいんだなってことでしょうか。

そこでこの本では(・・・)必ず具体的な説明をつけることのできるもののみをあげ、抽象に陥る危険のあるものはカットするようにした。

(以上、祖父江 1979 p.i-iii)

高校生とかにも人類学のことが理解できるように、この本を書いたみたいです。

著者はいろいろ妥協して頑張ったんだなと思いました。私も頑張ろう。

もっと早く読んでいれば・・・でも高校の時読んだ気もしてきました。

祖父江先生がどんな方かご存知の方は、いつか機会があったら教えてください。

以下、私のまとめです。世界にはいろいろな人がいるけれどみんなそれぞれ素晴らしいから、人間同士お互いに敬意を払って生きて生きましょうってことだなあ。人間以外の生き物についても相手を大事にすることが大切だとおもう・・・。生活しているといろいろ複雑な事情があるから、難しいこともたくさんあるんですけどね・・・。

 

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東京外国語大学のウェブサイトでフォーワードの記事が紹介されました。

TUFS, Tokyo University of Foreign Studies, introduces this article on its website.
東京外国語大学のウェブサイトで、イディッシュ語新聞に掲載された記事が紹介されました(日本語の要約あり)。

東京外国語大学イディッシュ語のクラスが開講され、1学期、3ヶ月という短い間だったが、28人もの学生が受講した。東京外大は、様々な外国語の専門家を育成する大学である。イディッシュ語を受講したのは、ポーランド語専攻、ドイツ語専攻の学生が多く、ヨーロッパやアジアの様々な言語を専攻している学生もいた。学生たちの多くは自分たちの専門分野を追求する上でイディッシュ語に興味を持ち、同大学でしか学べないものを学びたいと考え受講した。(続きはウェブサイトで↓)

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『東欧の想像力』&『現代イスラエルにおけるイディッシュ語個人出版と言語学習活動』

先日『東欧の想像力』という本を著者の方からいただきました。本を書いた人に会えたり、もらえたり。私も本に関わる仕事をしていて本当に良かったと思う瞬間です。

出版された時に面白そう!読みたい!と思っていたのに、日常に飲み込まれて読めないまま忘れていたのでした。

なんと、この本と拙著『現代イスラエルにおけるイディッシュ語個人出版と言語学習活動』の表紙がとても良く似ているのです!『東欧の想像力』を読み終わったら本棚には並べておいてあげよっと♪と思っています。

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頂いた時に、私の本と似てます!と言いたかった。

ですが、嬉しいのと驚いたので言いそびれてしまったのでした。

なんとも嬉しい偶然です。

とても面白い本で、東欧の専門家たちが色々な作家を紹介しています。東欧の文学いろいろが一気に概観できるという便利な本です。私も授業で使おう〜。と思いました。

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ホロコーストを逃れた後人のその後 映画『エヴァ』

重い映画でした。暗かった・・・。

乾いた明るい大地に住む人たちの暗い過去。

一度に一度区切りをつけたのに、ひきづり続ける昔の人生。

ホロコーストとは別の話ですが、女性の人生の影が描かれている点で、『甘い泥』(2006)を思い出しました。

こちらはキブツの話(あらすじを書いてあるサイトがありました。こちら)です。

2016.tiff-jp.net

『夜と霧』のヴィクトール・E・フランクルや、ホロコーストを描いた児童文学『走れ、走って逃げろ』知られる作家ウーリー・オルレブの作品には、極限状態を生き抜いた人々の想像を絶するポジティブさと運の良さが描かれています。

ちなみにオルレブの作品は映画『ふたつの名前を持つ少年』になっています。

 

私もイスラエルホロコーストを逃れた人に何回か会ったことがありました。その人たちは明るく前向きで、壮絶な過去を抱えながらも本当に輝いていました。こういう人は救われるんだなあ、私も前向きになろう・・・。その人たちをみて思ったものでした。

 

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ご近所からアフリカまで 本『手話の世界を訪ねよう』

ものすごくわかりやすい本でした!

手話が一つの言語であること、それをはなす人たちに共有された文化があることがよく説明されています。

話者のネットワークもご近所の手話サークルから国際的なつながりまで非常に幅広く充実していることがわかりました。イディッシュ語とかエスペラント語の活動に似ていると思いました。

途中、「フィールドワーク」、「参与観察」、「文化相対主義」、「エティックとエミック」、「多様性と普遍性」、「ラポール」といった、文化人類学のキーワードも簡潔に説明されています。

挿絵もかわいいですよ。

とても勉強になりました。

手話の世界を訪ねよう (岩波ジュニア新書) | 亀井 伸孝 |本 | 通販 | Amazon

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イスラエル社会と超正統派 映画『ティクン』

ティクンという映画をみました。主人公が非常に良い味を出していた・・・。なんと超正統派出身とのことです。一部の超正統派ユダヤ人コミュニティーでは、現在もイディッシュ語で日常生活を送っている人々がいるのですが、彼もその一人でした。でもかれは、もうコミュニティーを出てから何年間もあんまり喋っていない。といっていました。

 

主演を務めたトライテルは、「映画もテレビもまったく見ない、とても閉ざされたコミュニティで、結婚相手もその中で見つけ、世の中とは切り離されて生活しています」という、厳格な戒律の中で生きるユダヤ教超正統派のコミュイティで15歳まで暮らし、「私は神を信じていますが、コミュニティでは、神という概念を使って人々をコントロールする、政治として使われることに耐えられなかった」との理由で自分の意思で世俗に戻ったと明かす。(「映画.com速報」より引用)

 

 

eiga.com

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イディッシュノート

イディッシュ仲間のあや(Aya Yoshinoさんが作ってくれました!デザインも紙もとても素敵です。仲間が増えると思ってもみなかったものができて、とっても楽しいですね。ありがとう!イディッシュやっててよかった!

a matone fun mayn studetntike un khaverte Aya Yoshino! Aya arbet ba drukeray (typographishe) un zi hot es original gemakht.

 

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アーティストのあやさんのお店はこちらですー。おしゃれ。
printworksstudio.com

 

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日本でイディッシュ 記事『日本のイディッシュ語の生徒が探しているものって?』

ikh hob tsum ershtn mol geshribn an artikl in forverts. ikh bin zeyer tsufridn, vayl es iz geven mayner a kholem tsu shraybn in forverts. a sheynem dank mayne studentn, miryemen, rukhlen, leyzeren, rivken un brukhen!

It is based on my presentation at Yiddish in the new millennium: A Symposium on New Yiddish Language and Culture and it will be published in English with more details in the future....

2016年春学期は東京外国語大学イディッシュ語の授業が開講されました。その授業についてオタワ大学(カナダ)で開かれた学会でイディッシュ語で発表しました。

この記事はその発表がもとになっています。発表内容は英語の論文にする予定です。

yiddish.forward.com

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ビロビジャンのイディッシュ語新聞

ロシア極東部のイディッシュ語新聞『ビロビジャンの星』について、

小熊宏尚(共同通信)による非常に興味深い記事です!

Mr. Hironao Oguma, a Japanese curious Journalist, wrote a very interesting article about Birobidzhaner Shtern, the Yiddish Russian newspaper! He visited there, had an interview with Elena, the director of the newspaper, and discribed its complecated situation in Japanese.

『ビロビジャンの星』については上田和夫先生や田中克彦先生などがすでに紹介していらっしゃり、日本でも結構知っている人がいます。

が、今回この記事を書かれた小熊さんは、な、なんとビロビジャンまで行かれ、編集長で記者のエレーナさんに直接インタビューしています!

エレーナさんがこんなに大変な状況だったなんて知らなかった。彼女は長い間一人で奮闘しいるようです。場所も近いし、将来何か一緒にできたらなあ。

     ここ

f:id:syidish:20170222113321p:plainGoogle マップより)

ビロビジャンのイディッシュ語新聞の状況やそれに関わっている人たちの境遇など、ただでさえ複雑な状況をわかりやすい日本語で説明されています。私もこの記事のおかげで理解が深まりました。小熊さん、ありがとうございます!

www.47news.jp

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イディッシュ語の講座ができました!(イディッシュ語ははじめて!という方対象)

東京外国語大学の一般向けコースです。
基礎から勉強できます!
Yiddish class for beginners at TUFS open academy.

 

使ってみよう!イディッシュ語初級Ⅰ 

日時 2017年4月6日~8月3日  木曜日 14時00分~15時30分(休講日 5月4日)

 

会場

東京外国語大学 本郷サテライト

講師

鴨志田聡子

講座内容
イディッシュ語はアメリカ、イスラエル、オーストラリア、アルゼンチン、ヨーロッパの都市など、世界各地で使われています。この講座では、イディッシュ語ヘブライ文字に親しみ、基本的な挨拶や簡単な読み書きをイディッシュ語でできるようにすることを目指します。春期間は配布したテキストを中心に学習を進めます。発音、リスニング、会話の練習を取り入れながら、イディッシュ文化も学びます。名詞・代名詞・動詞・形容詞といった文法にも触れ、イディッシュ語を使えるようになるための基礎づくりをします。

以上、東京外国語大学オープンアカデミーウェブサイトより。詳しくはこちらをごらんください:

www.tufs.ac.jp

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ユダヤを短期で学ぶ講座(全6回)ができました!

日時

土曜 15:30-17:00 4/8~8/26 6回
日程 2017年 4/8, 5/20, 6/17, 7/15, 7/29, 8/26

 

場所

朝日カルチャーセンター 横浜

 

講座内容

ユダヤ人は常に歴史、宗教、民族、政治が交差する場を生き抜き、独自の精神や文化を生み出してきた民です。ではユダヤ人とはいったい誰なのでしょうか。その精神はどのように形作られてきたのでしょうか。それぞれの専門分野からこの永遠の疑問にアプローチし、ユダヤについて、ユダヤ人について多面的に考えてみます。

講師名
東京大学教授 沼野 充義
東京大学教授 市川 裕
東京大学研究員 鴨志田 聡子
早稲田大学教授 小沼 純一
東京理科大学教授 菅野 賢治
日本女子大学教授 臼杵

 以上、朝日カルチャーセンターのウェブサイトより。

詳しくはこちらをご覧ください:

www.asahiculture.jp

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イディッシュクラウドファンディング

イディッシュ語のためのクラウドファンディング。

出版のための資金集めの方法は?世界中のイディッシュ語話者に詩を朗読させたのでした。私も一瞬ですが、友情出演しています。

 

www.headstart.co.il

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イディッシュ語話者東京を見る

2016年10月にミリアム・トリン博士(ヘブライ大学・テルアビブ大学)を招聘しました(東京大学早稲田大学)。

これについて、トリン博士が書いた記事が米イディッシュ語新聞『フォーワード』に掲載されました。

日本に初めて来たトリン博士。東京や研究者を見て本当に驚いたみたいです。

yiddish.forward.com

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ミリアム・トリン博士の講演について

ヘブライ大学とテルアビブ大学でイディッシュ語を教えているミリアム・トリン博士を日本に招聘し、東京大学の現代文芸論の沼野充義先生と早稲田大学松永美穂先生のところで講演してもらいました。

東大の講演

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早稲田の講演

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私もコーディネートや通訳、司会、翻訳をしました。

イディッシュ語について、そしてイディッシュ語の文学についてアブロム・スツケヴェルという作家を中心に話してくれました。非常に実りが大きなイベントでした。

海外からの講師招聘はいろんな方々にご協力いただき、感謝しています。

早稲田ではイディッシュ語で講演をしてもらいました。こんな企画はこれまでなかなかなかったのでは。東大の講演では議論も盛り上がり、非常に楽しい時間になりました。

bungeijournalism.net

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ユダヤ人と安楽死 映画『ハッピーエンドの選び方』

安楽死がテーマ。高齢者が安楽死のために機械を作って使っていく。

イスラエルの人たちの強い仲間意識とか、キブツの密接な人間関係とか、ユダヤ教と死とかを垣間見た気がした。

どうやって死までを過ごし、どういうふうに死ぬのか。終わり方を選べるなんて、幸せかもしれないと思った。道で倒れてそのままなくなる人も、明日食べるものがなくなってなくなる人もいるのだから。でも死というのは本当にわからない。

映画『ハッピーエンドの選び方』公式サイト

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