10月14日慶応義塾大学三田キャンパスで開かれることばのサロンというところで、イディッシュ語トラディノ語(ジュデズモ、ユダヤ・スペイン語)の紹介をすることになりました。私は8月にトルコでラディノ語話者やその子孫に会って話を聞いてきました。その時のエピソードも交えてお話しできればと思っています。もしご都合があえば、どうぞお気軽にお越しください。
詳しくはこちら:
http://www.chikyukotobamura.org/forum/forum-top.html#salon2
イスタンブールの街角
こちらのサロンは、特定非営利活動(NPO)法人「地球ことば村・世界言語博物館」によって運営されています。
以下NPOのウェブサイトより転載です。
ーーーーーーーーー
10月のことばのサロン
「ユダヤ人の多様な言語―イディッシュ語とラディノ語を中心に(仮)」
日時:10月14日(土)14時~16時30分
話題提供:鴨志田聡子(東京大学大学院/イディッシュ語・中東地域研究)
会場:慶応義塾大学三田キャンパス 西校舎514教室
(JR田町駅徒歩8分、地下鉄三田駅徒歩7分、地下鉄赤羽橋駅徒歩8分)
アクセス・キャンパスマップ
参加費:無料
お申し込み:不要。直接会場へどうぞ。
共催:慶應言語教育研究フォーラム
サロンの内容
みなさんご存知の通り、日本語にも数え切れないほど方言があります。私の故郷は静岡県富士宮市です。なので誰かが富士宮やその周辺のことばを話しているのをきくと、なにか熱い気持ちがこみ上げてきます。
さて、ユダヤ人の言語にもいろいろあります。ヘブライ語だけでしょう?という人もいるかもしれませんが、実はそうではありません。少なく数えても10以上はあります。ユダヤ人たちは、世界中で移住を繰り返しました。移住先で新しい言語を作り、その言語と一緒にまた移住しました。その代表がイディッシュ語とラディノ語です。イディッシュ語はドイツ語に似ていて、ラディノ語はスペイン語に似ています。けれどもどちらも独特な言語で、例えばドイツ語を話せるからといって、すぐにイディッシュ語を話せるようになるわけではありません。経験を積んで身につける必要があります。
一般的にこれらの言語を話す人たちの人数は、年々減っていると言われています。ただ、先祖が同じ言語を話していたということで、繋がりが維持されています。私はアメリカ、カナダ、イスラエル、トルコなどでその人たちに実際に会って話を聞きました。今回は彼らの話を交えてこれらの言語をご紹介します。
http://www.chikyukotobamura.org/forum/forum-top.html#salon2
より転載