ユダヤ人と言語 Jews and Languages

みんな何かでマイノリティ。鴨志田聡子のブログです。All of us are minorities. By Satoko Kamoshida

米国ユダヤ学会に来ています

いまアメリカのユダヤ学会に来ていますが、イディッシュ語が共通言語としてかなり通用しています。私の場合、英語だと恥ずかしくなっちゃって言えないことでもイディッシュ語ヘブライ語なら言えるという謎のフツパ(図々しい)力が備わっているようです。研究続ける上で困っていることを相談できて本当に助かってます。10年ぶり(ネット上ではこの前会いました)にリアルであった友達(私のイディッシュの兄です)もいます。イディッシュで喋っていると、人がよって来て、お互いいろんな人と知り合えて助かります。
学会参加人数が何人いるかわからないけれど、昨日まで静かだったホテルはユダヤの御一行様でワイ
ワイガヤガヤしています。一度に数え切れないほどの発表が別々の部屋で開かれていて、選ぶだけでも大変です(贅沢・・・)。たくさん話すことあるんですね。今のアメリカとユダヤ人をテーマにした、大統領の話も出て来そうなタイムリーなセッションもあるんですが、他のセッションにいったため、いけませんでした。人生は選択の連続である。
↓ほんの一例です。学会アプリまたは、もらった冊子の中にたくさんのレクチャーが並んでいます。大きな学会ってこんなもんなんでしょうね・・・。ちなみに指はプログラムをおさえててくだっさった学会受付の方のです。

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こんな感じのページがたくさんあります。
学会が大きすぎてなかなか友達に会えないだろうなと思いましたが、会いたいだけあって偶然同じ発表聞いてたりするからそこで会えます。助かってます。ネットでしか見たことのない憧れの研究者にもあって自己紹介できました。あと、日本にいらしてたフェルドマン先生やエンゲル先生ご夫妻にもお会いしました。お三方ともイディッシュ語話者なので非常にリラックスできました。それにしてもみんな優しい・・・。最後の日が終わったらアメリカのイディッシュのメディアの人がインタビューしてくれるみたいです。それが終わったら寝て、日本に帰ります。始まったばかりだけど、明日以降も収穫がありそう。来てみて本当に良かったです。