イスタンブル(トルコ)のユダヤ人から興味深い話を聞いた。「いろいろなことばを知っていると、いろいろな人格がもてるのよ」とのこと。一瞬何のことかよくわからなかった。
その人が説明してくれた。あることばを身につければ、そのことばを使う自分というのが自分のなかにもうひとり増えるとのこと。なるほど。
イスタンブルの別のユダヤ人は「学ぶ」ということについて話しているとき、学んで「可能性を広げとくのよ」と言った。私がここの人たちからよくこの種の話を聞くな・・・と思った。彼女は続けて「一本の腕を切られて、もう一本の腕を切られて何が残ると思う?!」と、自分の腕を切るようなジェスチャーをしながら言った。
知識や知性というのもは、その人の可能性を広げ、命さえ助けるときがある。
↑場所はこの辺です
つづく