ユダヤ人と言語 Jews and Languages

みんな何かでマイノリティ。鴨志田聡子のブログです。All of us are minorities. By Satoko Kamoshida

朝日講座終了とインフル

去年の話になりますが、朝日カルチャーセンター横浜でのレクチャーを無事終えることができました。

聖地のクリスマス| 横浜教室 | 朝日カルチャーセンター

新設してくださった方々、応援してれくださった方々ありがとうございました。朝日カルチャーでの授業は受講者の皆様が博識で私も非常に勉強になります。

ワシントンへの出張から帰って1日後に朝日カルチャー・センターでの講義でした。いつの間にかハードスケジュールでした。

朝日カルチャーでは受講者の方々のお話もいろいろ出てきて、盛り上がって終えられて、とにかくほっとしました。その後子どもたちもインフルエンザになって家で寝込んでしまいました。ワシントンから帰った翌日、予定をふたつキャンセルし、小児科に行って家で子どもと過ごしました。

翌日は理解ある夫に子どもたちのことを任せ、12月25日は非常勤先で英語の今年最後の授業をして、なんとか年末を迎えました。

「できた。。。今年なんとか終えられた。。。よかった」12月末までいろんな文章の締め切りや出張や書類書きや子どもの宿題の丸つけしたり(今は親が書き取りや計算ドリルの丸をつけるんですね。学期中は週末以外のほぼ毎日やってます)、講演会にいったり、メールのお返事書いたり、そして授業に研究という、私にしては結構ハードなスケジュールだったので、終えられたことを感謝しました。

しかし、そんな気分も束の間でした。なんと私!もインフルエンザ陽性に。その後夫も陽性というインフルエンザの年末になりました。年始も元旦の夜から結構大変で、1月2日に休日当番医の先生のところに行きました。患者の話をよくきいてくれる先生でした。感銘を受けました。私はやや重症っぽい扱いになってしばらくベッドに横たわって良いことになりました。切羽詰まっているんだけど暇な長期戦の患者として、他の患者さんたちのいろんな状況が聞こえてきてしまったので、聞いてました。「うちは子どもが結構いるんでインフルエンザだと思います!」とか「これは扁桃腺に菌が。加えてインフルエンザだと思います!」と診断してから来る人も結構いました。

先生はこれまで患者さんが今飲んでいる薬のこととかを聞いていくのですが、それが優しくて。。。普段そこに通ってない初診の患者さんたちがいつも飲んでる薬のことをだんだん打ち明けるのが聞こえてきました。信頼関係が築かれていくのを感じました。患者さんの方は1月2日の夜に病院に来てるくらいなので、切羽詰まっているわけですが。

先生と患者さんの会話を聞いていて「こんな風に授業したい」と思いました。言語学習もちょっと診察似たところがあるかも。既習の言語、得意なことと不得意なこと、趣味などなど、学習者には個別のいろんな条件がありますもんね。

個人的には、言語の勉強をするとき、先生に自分の特徴を知ってもらえているなあと感じると安心します。

咳で苦しかったですが、病院の待ち時間暇にするしかない状況の中、いろいろと発見があってラッキーでした。

たまに違うお医者さんに行くのも良いですね。当番がまわってくる休日診療というのは良い制度だと思いました。普段会わない地域の患者さんを把握することができるし、先生にとってもメリットがあるのではないでしょうか。

この病院は1月2日の休日診療だったこともあり、患者さんがたくさんいて、私の診察が終わったのは夜の9時過ぎでした。診察待ちで時間がなかったので夕飯食べられず、でもよくここまで頑張った。。。と思いながら待合室に戻ると、そこに近所の知り合いが。年末年始熱で具合が悪くて大変だったとのことで、今ようやく病院に来ることができるまで回復したとのことでした。似てます。私も元旦夜から2日午後まで、病院行きたいけどどうやって。。。という状況だったので。ひとりじゃないっ!と確認したのでした。

その後夫も風邪をひいて寝込んでます。咳が続かない以外は私と症状が同じで、うつしてしまったな。と申し訳なく思ってます。

ちなみにうちは夫しか予防接種うってません。「ワクチン足りないんで〜」と何度か言われ、うたなくても大丈夫でしょうと思っていたら、うったひとまで感染!!来年は真っ先にうつぞ!とおもってます。

こんな私ですが今年もよろしくお願いいたします。

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ほぼ日手帳2018が入ってたダンボールで子どもが作った「ロボット」です。