ユダヤ人と言語 Jews and Languages

みんな何かでマイノリティ。鴨志田聡子のブログです。All of us are minorities. By Satoko Kamoshida

シラバス

シラバスとは大学の授業の内容について書いてあるものです。
昔は重い本だったので持ち運びも大変だったんですが、最近はウェブで見られるようになりました。
最近いくつかの授業のシラバスを書いていて、自分が学生だった時に読んだシラバスのことを思い出しました。
なんの授業だったか忘れてしまったけれど、思想系だったでしょうか。授業内容はあんまり書いてなかったんですが、最後に「私を涙目にしてください」と書いてありました。
一体この先生には何があったんだろうかと思いました。その授業は取らなかったような気がします。
最近ではシラバスの書き方も、いろいろと決まりがあるらしいです。私もシラバス執筆のための講座を受けたり、面接試験の課題でシラバス書きをしたりして結構勉強しました。
そんなこんなでシラバス書きに時間をかけているので、誰か読んでくれるといいな、せっかくだからもっと面白く書きたいな、とか、でもそれは来年からにしよう・・・と(毎年)思っています。
最近は、各回(1学期15回ほど)の予習時間と復習時間、そのページ数を書かなければならない学校もあるみたいです。なぜだろう・・・。知り合いから聞いてギョッとしました。
ところで東大の人文社会系研究科のシラバスは面白かったです。私は自分がシラバスを書くとき、その大学でどんなシラバスが書かれているのかお手本になりそうなのを一応チェックします。予習時間や復習時間、ページ数などは全く書かれていませんが(全く必要ないと思います)、講師がその科目にどのような意味づけをしているかがわかり、情熱が伝わってきたし、非常に勉強になりました。