ユダヤ人と言語 Jews and Languages

Yiddish in Japan みんな何かでマイノリティ

過越祭のラトケス Itzhak Perlman's Passover Potato Latkes (Forverts)

みなさんはラトケスをご存知ですか。もう食べたという方もたくさんいらっしゃると思います。
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(geganvnet bild fun: http://blogs.yiddish.forward.com/no-place-like-home/
(ビデオのリンクはこのブログの一番下にもあります)

今月末からユダヤの祝日ぺサハ(パスオーバー、過越祭)が始まります。ぺサハには、酵母を使った料理が食べられません。イスラエルにいたとき、家の中から酵母を出すために掃除してました。日本の師走みたいでした。店からパンもなくなって・・・その間、いろんなところに遊びに行ったりしてマッツァというクラッカーみたいなものを食べました(正月でいう、モチみたいに、この時期たくさん食べます)。種類も豊富で、シンプルなのからとっても高級なものと色々あります。どれも美味しいんですが、ぺサハも終わりのころになるとマッツァはもう見たくないって気分になりました。

ちょっと寂しい気分にさせてしまったでしょうか。ぺサハはユダヤ人の出エジプトにまつわるお祭りです。出エジプトを忘れないようにするための儀式(かなり長時間続きます。料理はこちらを参照)で使う料理の他に、ぺサハの伝統料理というものがあります。
ここでは、東ヨーロッパ出身のユダヤ人の料理について書きます。

あの超有名なヴァイオリニストのイツァーク・パールマンは、東ヨーロッパ系ユダヤ人です。彼がぺサハ(パスオーバー)の料理についてイディッシュ語と英語で語っているビデオがあります↓。ご両親がポーランド出身だったというパールマンさん、イディッシュ語話者です(ちなみにイスラエル生まれです)。
ビデオのはじめの方で、パールマンさんはお母さんがどんなぺサハ料理を作ってくれていたのか話しています。途中から英語になったり、イディッシュ語になったりと話す言語が変わっているのにもぜひ注目してください(ちなみにこうやって話している途中に使うことばが変わることを「コードスイッチング」と言いますが、私はこれにとても興味があります。複数の言語を行き来する感覚を共有できる仲間がいるってとても素敵だと思います。ここでは途中からかなり無意識的にコードスイッチングしてるんじゃないかなと思います)。

ビデオの後半で、ルヘルさんとイヴさんが、イディッシュ語で料理教室をしてくれます。ポテト・ラトケス(ポテトパンケーキ - Wikipedia)、ぜひつくってみてください。
www.youtube.com

さて次のビデオはぺサハ・ラトケス料理教室の新しいバージョン。ルヘルさんとイヴさんがやはりイディッシュ語で作り方を紹介しています。美味しそうです。私もやってみようと思っています。
blogs.yiddish.forward.com