ユダヤ人と言語 Jews and Languages

Yiddish in Japan みんな何かでマイノリティ

2018年度 国立障害者リハビリテーション学院の授業報告

手話通訳士を目指す学生が考える理想の手話学習環境とは。

非常勤先の国立障害者リハビリテーションセンター学院手話通訳学科で担当している文化人類学の授業が昨日で終わりました。

手話通訳学科 | 養成部門 | 国立障害者リハビリテーションセンター学院

学期末ということで、インド舞踊!の発表会がありました。

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写真提供 国立障害者リハビリテーションセンター学院手話通訳学科
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写真提供 国立障害者リハビリテーションセンター学院手話通訳学科

学生の手話の表現力をアップさせるために、インド舞踊の授業が開かれているのです。学生のインド舞踊をみていたら、今学期のことがブワッと頭の中を巡って、去年のことまで思い出して、泣けてきました。
私は縁あって、2017年度からこの国立障害者リハビリテーションセンター学院手話通訳学科で、文化人類学の授業を担当しています。

今年度の授業では、ユダヤの言語と日本における手話の言語学習を比較しました。

私はイディッシュ語やラディノ語、ヘブライ語の学習がどのように行われているかについて、主にフォールド調査をもとに説明しました。そして手話とたくさんの共通点があることを理解していただきました。

次いで、手話の学習について経験や考えを学生のみなさまにシェア、議論してもらいました。

今回手話の言語学習についてのデータは、学生の方々ご経験をもとにしました。各学習活動の特徴を細かく整理し、比較しました。

学期末には理想の手話学習活動についてグループで話し合い、発表してもらいました。

ろう者の人たちの日本手話を学べる環境をつくりたい、日本手話についてもっと知ってもらいたいという熱意と意気込みが伝わってきました。

ろうの家庭におけるホームステイや手話(シェア)ハウス、ろう学校と他の学校の小学生の交流、専門分野に特化した手話の語学学校(英会話学校みたいなもの)、ろう者と聴者の交流を前提としたイベント企画事業などなどの案が出ました。

いずれにしても日本手話を学べて使える環境、ろう者と交流できる環境を作りたいと真剣に考えている人たちがいることがわかり、嬉しかったです。

ディスカッション中にはろう者の人に迷惑がかかりそうで企画が言い出せない、コーディネーターの負担が増さないか心配専門知識を持った講師にちゃんと謝金を払いたいなど、内部を知る人からの心配事も挙げられていました。

夏休みにろうの子どもの合宿を計画している学生の方々もいて、とても楽しみです。
今回の授業も、いろいろ新しい発見があり、学ぶところが多かったです。

手話通訳学科 | 養成部門 | 国立障害者リハビリテーションセンター学院

 

In my Anthology class (Held: 2018.4-2018.7) at the Sign Language Institute (the National Rehabilitation Center), I spoke about Jewish languages and their language learning activities. After instructions, the students compared them to activities for sign language learning in Japan.

The students discussed about “ Their ideal sign language learning activities” and planed virtually.

And I come to know that some of the students organize a Deaf Summer Camp for children in real!

(They planed it individualy. Not in class.)