ユダヤ人と言語 Jews and Languages

みんな何かでマイノリティ。鴨志田聡子のブログです。All of us are minorities. By Satoko Kamoshida

2024-01-01から1年間の記事一覧

早稲田エクステンションセンターでの講座のお知らせ

リトアニアから帰ってきたと思ったら、うっかり足を骨折しちゃって、あんまり家からでられず、原稿が書けましたそんな私とイスラエル映画を見ながら、ユダヤについて考えてみませんか。いよいよ、早稲田大学エクステンションセンターで私の講座「映画で知る…

パリから戻ってきました

パリから戻ってきました。1週間日本にいて時差ボケがなおったころ、今度はリトアニアにいってきました。年末まで楽しく過ごそうと思っていたら、足を骨折しました。骨折のおかげで、ぶらぶらする時間が減り、原稿が書けました。 パリに居るときにスマホから…

パリに来ています

ただの近況報告です。今パリにいます。涼しいけど、時々とても寒いです。 一昨日の夕方到着しました。ありがたいことに直行便でスムーズでした。家族とは涙の別れだったけど、久しぶりに自分一人になってなんか物事考えられそうな気がしました。お仕事の資料…

丸善出版『ユダヤ文化事典』、事典についての雑感

丸善出版から『ユダヤ文化事典』が出ました。私も言語や文化、文学についての記事を担当しました。高くて私もまだ買えてません(著者も購入方式)が、図書館とかにあると思います。 自分の担当箇所には私がフィールドでみたこと、考えたこともちょっと入れま…

季刊アラブ夏号に寄稿しました

日本アラブ協会の季刊アラブ2024年夏号に「パリのユダヤ人、憎悪への恐怖が生む連帯」を寄稿しました。 -季刊アラブ2024年夏号 NO.188 目次- 巻頭インタビュー:村司 政府代表(中東和平担当特使)に聞く 「ガザの将来はパレスチナ人が主体となって決めるべき…

中東協力センターニュース7月号に寄稿しました

一般財団法人中東協力センターの『中東協力センターニュース7月号』に「マイノリティの集合体として見る現代イスラエルのユダヤ人社会~異文化コミュニケーションの視点から〜」を寄稿しました。 -『中東協力センターニュース7月号』目次-【中東情勢分析】…

マイナー言語を学ぶということ

方言を話す方の多くは、東京で偶然その方言を話す人に出会って心が熱くなる経験をしたことがあるのではないでしょうか。私も自分が子どもの頃に話していた方言を東京できくと、急に故郷の景色や思い出が蘇ってきてなんとも言えない気持ちになり、思わずその…

早稲田の社会人向け講座「やさしく学ぶ 現代イスラエルとユダヤ人」

皆さんは彼らと深く付き合ったことはありますか?マスメディアからは見えにくいミクロな視点から彼らについて学ぶことを目的に、早稲田大学エクステンションセンター(社会人向け講座)で以下のような講座を開きます。 ーーーーー 講座「やさしく学ぶ 現代イ…

帰国しました

日本に帰ってきました。久しぶりに会った近所の人たちがお元気そうで安心しました。コンビニに行ってテンション上がりました。物価が高くなったとはいえ、パリに比べるとかなり安く、半額くらいに感じます。金銭感覚はもうすぐ戻ると思うので、魔法が切れる…

3.11.2024(Paris) The Great East Japan Earthquake of March 11 and My Memories

For me, and many Japanese, 3.11 is a sad day and a sad number.I know that many people suffered greatly from this earthquake, and at the same time that much is yet to be told and discovered, and that we do not know enough about what happene…

講演会「未来をつなぐ異文化の冒険:中学生のためのイスラエル&パレスチナ入門 」

日仏文化学院パリ日本人学校で講演会「未来をつなぐ異文化の冒険:中学生のためのイスラエル&パレスチナ入門 」(2024/2/22)をしました。 私は現状理解と異文化理解に重きをおいて、実例を紹介しながらお話しました。 中学生たちは事前学習でイスラエルとパ…

NHK映像の世紀「イスラエル」

NHKのドキュメンタリー番組 映像の世紀バタフライエフェクト「イスラエル」の取材協力をしました。 見逃し・同時配信 - 映像の世紀バタフライエフェクト - NHK 3月4日に放送されたこちらの番組、制作している方と一緒に映像をみて、自分も調べたりコメントし…

ユダヤ・スペイン語の合唱団

白水社『ふらんす』3月号「パリとユダヤ人」 最初半年間の予定で始まった連載が、おかげさまで1年間の連載となり、そしてめでたく最終回を迎えました。 今回はパリのマレ地区でユダヤ・スペイン語の合唱団が活動しています。私も参加して一緒に歌を習ってい…

フランスの人気漫画家ジョアン・スファール

白水社『ふらんす』2月号「パリとユダヤ人」 フランスの人気漫画家ジョアン・スファールについて書きました。ユダヤ系フランス人としての複雑なアイデンティティ、イスラエル観がテーマ。 世界にいろんなユダヤ人がいるということを日本の皆様にも知って欲し…

ガザ戦争前夜のパリのユダヤ人

ガザ戦争が起きる直前まで、パリのユダヤ人は様々な文化活動を穏やかに続けてきました。戦争が始まると、彼らは日々不安を口にするようになりました。 戦争前夜のみならず、10月7日のガザ戦争開戦後文化活動の様子も白水社の『ふらんす』に連載しています。 …

ガザ戦争とパリのユダヤ人

白水社『ふらんす』1月号では、ガザ戦争をテーマに、パリのユダヤ人たちを直接取材。10月下旬パリのユダヤ人はイスラエルについてどのように考えていたか?「繰り返される反ユダヤ主義を恐れて」ではマスメディアでは取り上げられにくい少数派の視点、心の内…

かわさき市民アカデミー

2024年春、川崎市にて対面で講座を開きます。 パンデミック後はパリで研究しているので対面講座は久しぶりです。3月末に帰国します。 メディアの情報を超え、イスラエル、ユダヤ人のイキイキとした姿を、豪華な講師陣と連携してお伝えできればと思います。 …