ユダヤ人と言語 Jews and Languages

Everyone is minority. Yiddish in Japan. みんな何かでマイノリティ

2月ワークショップのお知らせ

東京大学先端科学技術研究センターの山城貢司さんからワークショップのお知らせが届きました。オンライン開催だそうです。詳細については、山城さんにご連絡してみてください。

ワークショップ

アヴィシャイ・バル=アシェル博士(エルサレムヘブライ大学)/
古典カバラーへの招待


カバラー、すなわち12世紀の最後の四半世紀以降に急速な発展を見せたユダヤ教神秘主義的秘教伝統は、それ以降のユダヤ教の精神史の展開を決定づけたと言っても過言ではありません。また、ルネサンス思想並びにライプニッツシェリングへの影響も含め、西欧思想に与えた少なからぬインパクトについても、徐々に正当な評価がなされつつあります。日本では、主としてゲルショム・ショーレムの著作の翻訳を通じて、カバラーについての概説的な紹介がなされてきましたが、研究の最前線において集中的な関心の的となっている文献学的・歴史的問題については未だ十分な理解がされているとは言えない現状にあります。 本講義では、14世紀初頭までに完成された古典カバラーの要点を、最新の研究成果を踏まえながら、エルサレムヘブライ大学のアヴィシャイ・バル=アシェル博士に 紹介してもらいます。
(ワークショップの概要と講演者の紹介については、下記の英文をご参照ください)。


日程

第一回 2月7日(日) 

第二回 2月14日(日) 

第三回 2月21日(日)

(3回とも午後5時から6時半までの予定)


主催

東京大学先端科学技術研究センター(グローバルセキュリティ・宗教分野/池内研)
東京大学先端科学技術研究センター・創発戦略研究オープンラボ(ROLES)
東京大学グローバル地域研究機構(IAGS)
GSIキャラバン・プロジェクト「中東国際政治における主要地域大国と域外大国の関係をめぐる実施調査と対話」(代表者:池内恵

連絡先(参加登録・問い合わせ・その他)

東京大学先端科学技術研究センター特任研究員(グローバルセキュリティ・宗教分野/池内研)
山城貢司(koji.yamashiro@gmail.com






Abstract

The workshop "Kabbalah – Medieval Jewish Mysticism and Esotericism" aims to introduce non-specialists to the field of Jewish literature known as Kabbalah, as it developed in diverse forms from the middle ages on. We shall deal with major types of this mystical and esoteric lore, concentrating on its essential notions and central topics.

The workshop consists of three consecutive meetings. In the first meeting the basic terminology related to Kabbalah will systematically be presented, while a general survey will be made of the historical background for the emergence of Kabbalah. In the second meeting we will discuss some of the main aspects of the theosophical speculations known as the sefirot system, i.e. its theology, symbolism, practical implications etc. The third meeting will further treat such issues as the doctrine of the soul, metempsychosis, unio mystica, eschatology and messianism.

This series will take the form of the combination of lecture and seminar. We will also read together some textual examples in English translation (written originally in Hebrew and Aramaic). In short, the present workshop will enable participants to get familiar with the world of Kabbalah and to take a short tour to Jewish thought on secrecy and concealment.



Dr. Avishai Bar-Asher, Lecturer at the Department of Jewish Thought, the Faculty of Humanities, the Hebrew University of Jerusalem
Avishai’s research interests include, among others, reception theory, textual study and intellectual history in the field of Jewish mysticism and esotericism in the Middle Ages. His first book, the critical edition of Moses de León's Sefer Mishkan ha-Edut, is a philological and historical study on one of the writings composed by the important Castilian kabbalist, who could arguably be considered as the central figure responsible for the composition and early diffusion of the main part of Sefer ha-Zohar. His recent book Journeys of the Soul Concepts and Imageries of Paradise in Medieval Kabbalah covers the most decisive period in the history of Jewish imagination on the Garden of Eden and offers a comprehensive analysis of paradigms, traditions, texts, and polemics therein. Avishai also serves as the head of the Program in Jewish Studies.

白水社webふらんす最終回

白水社webふらんす
インタビュー「その他の外国語文学の翻訳者」第一弾ヘブライ語、いよいよ最終回になりました。
以下、リンクです。
https://webfrance.hakusuisha.co.jp/posts/4296

イスラエル人と話していていちばん感じるのは、もうとにかく自己評価が高いんです。日本人のへりくだるとか、謙遜するという感覚が通じないんです。いや、むしろ、たぶん意味もわかってもらえないんではないでしょうか。(中略)この文化のちがいをどう表したらよいかと頭を悩ませた。(中略)「あまりなじみがないからこそ、訳す意味があると思っています。知らないことを知るのはそれだけで意味があると思います」

ちなみにこのインタビューで取り上げてもらった小説『アンチ』(岩波書店)は、原作がイディッシュ語だと思っている方もいらっしゃるようですが、原作はヘブライ語です〜。

インタビューは全4回です。1回目から3回目はこちらのリンクから。
https://webfrance.hakusuisha.co.jp/posts/4214
1回目の最後に、2回目以降のリンクがあります。

よろしくおねがいします!

外大イディッシュ2020年度無事終了のご報告

Today was the last day of my Yiddish class at the University. Thank you very much for your support from all over the world. In my class, finally, we read two short stories like one of khelm together. I was very happy and I felt students got something from this class. It was new and good that we also read three sayings in Ladino this year.Today was the last day of my Yiddish class at the University. Thank you very much for your support from all over the world. In my class, finally, we read two short stories like one of khelm together. I was very happy and I felt students got something from this class. It was new and good that we also read three sayings in Ladino this year. A student majoring Spanish became our leader! Peaceful reading makes people happier, I believe.

無事に東京外国語大学での今学期のイディッシュ語のオンライン授業を終えました。学生がぐんぐん成長してました。30人でよくがんばりました!最終的には、ヘブライ文字で短いイディッシュ語のお話を読めるまでになりました!いろんな言語を専攻する人たちで協力して、話の文脈を考えながら理解して。。。なんとも楽しかったです。みんなに会えなくなるのが寂しいけれど、無事やり遂げられてほっとしました。皆様ご協力応援ありがとうございました!!

 

ウェブふらんす 原作者との共同作業

白水社のインタビューの続きが出ました。やりながら、こういう翻訳の仕方もあるんだなと思いました。WhatsAppやFacebookSkypeやメールがずいぶん役に立ちました。Zoomとか聞いたこともなく、ひと昔前の出来事ですね。

↓記事へのリンク

第3回 ヘブライ語:鴨志田聡子さん(3/4) | インタビュー「「その他の外国文学」の翻訳者」 | web ふらんす

原作者とカジュアルに、しかし充実した相談をできたことで、その後もわからないことを尋ねられる関係を築けた。「質問して答えてもらったらまた質問して、という感じで、テニスのラリーみたいでした」とのことで、かなり数を重ねた。

1/16、1/23 オンライン講座のご案内

朝日カルチャーセンターでオンライン講座をします。zoomを使います。イディッシュ語で「創世記」を書き写します。たった2回の講座ですが、ゆっくり楽しくやりたいと思っています。

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お申し込み先:

イディッシュ語で書いて知る聖書 | 横浜教室 | 朝日カルチャーセンター

 

白水社続き

インタビューの続きが出ました。大変な状況で勉強、仕事、育児されている方も多いと思います。いつか会って笑えますように。

イスラエル留学でヘブライ語を身につけ、帰国をした鴨志田さん。しかし、プライベートの面でも、結婚、出産を経ていたこともあり、研究者としてのキャリアがうまくつながらず、悶々とする日々が続く。イスラエルの空気を思い出すだけでも、と手にしたのがイスラエルの作家、アブラハム・B・イェホシュアの作品『エルサレムの秋』の邦訳だった。読んでいるとありありとエルサレムの情景や人の姿が(…)

続きはリンクから(無料)

第2回 ヘブライ語:鴨志田聡子さん(2/4) | インタビュー「「その他の外国文学」の翻訳者」 | web ふらんす

第84回多言語社会研究会

研究会のお知らせです。

関連学会・研究会のお知らせ : 第84回多言語社会研究会【開催日:2020年12月19日(土)】
投稿者: webmaster 投稿日時: 2020-11-16 8:47:44 (148 ヒット)
多言語社会研究会会員のみなさま

この度、第84回研究会をオンライン(Zoom)にて開催いたします。
みなさまふるってご参加いただきますよう、お願いいたします。(例会担当:安田敏朗

日時:2020年12月19日(土)14:00-18:00
場所:Zoom にて開催します。
 以下の申し込みフォームにお名前とメールアドレスをご記入ください。自動返信メールにて当日のZoomミーティングID・パスコード・識別番号をお送りします。
https://bit.ly/38LWkgb

参加費:無料

報告者1 :佐野彩(一橋大学大学院言語社会研究科博士研究員)
「フランスのフランコプロヴァンス語地域における言語運動と言語の継承」
 フランコプロヴァンス語はフランス、イタリア、スイスの境界地域で話されてきたロマンス系言語である。19世紀に言語学者が存在を指摘して命名したが、話者には村などの狭い地域のことばを指す「パトワ」と呼ばれ、そのように捉えられてきた。フランス語への言語シフトが進む一方、「パトワ」の活動を行う各地の団体が言語運動を進めてきた。本報告では、関係者へのインタビュー調査、活動の参与観察、資料をもとに、言語運動の概要を明らかにした上で、「若い」世代に焦点を当て、話者タイプや活動形態(国境を越える「アルピタン運動」とローカルな「パトワ」の活動)といった観点から言語意識・言語使用を検討し、言語の継承を考える。

 
報告者2:鴨志田聡子(日本学術振興会特別研究員(RPD)東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻)
「オンライン言語学習活動によって再活性化する少数言語の継承」
 大半の少数言語において次世代への継承は最大の課題である。本報告ではユダヤの言語のオンライン言語学習活動の課題や可能性について、報告者の参与観察をもとに述べる。家庭で継承されにくい少数言語の次世代リーダー(講師や話者)の育成には、魅力ある言語学習活動の継続的な実施が効果的である。継続的に学習する人を一定数確保することを目指すとき、オンライン化が一つの解決策となる。本報告では、少数言語イディッシュ語のオンライン学習活動に焦点をあてて、ラディノ語(ジュデズモ、ユダヤスペイン語)の活動にも触れながら紹介する。<<http://tagengo-syakai.sakura.ne.jp/xoops/html/modules/news/article.php?storyid=280

2020ハヌカの講座です

朝日カルチャーセンター横浜での講座のお知らせ
★2020/12/19 土曜 10:30~12:00
ユダヤの光のお祭りハヌカについてお話しします。今年は対面が難しいのでオンラインでの集会が沢山みられます。最新情報を交えてハヌカについてお話しします。今年のハヌカは、自宅で世界中のハヌカに参加できることができる点が特別です(私もアメリカやイスラエルハヌカハヌカソングの日本語訳を歌いました)。これをきっかけに、ユダヤ人について理解を深めていただければと考えています。

朝日カルチャーセンター横浜での講座のお知らせ
https://www.asahiculture.jp/course/yokohama/29085c56-a27e-d3f8-20c0-5f2242dd258a?fbclid=IwAR25mOxyHICa6dREqESdkPZNd2Y897hHeuGazZ3WmpBTZYNNVcCRGO-omDA

「その他の外国文学」の翻訳者

白水社のウェブフランスに「「その他の外国文学」の翻訳者」という企画ができて、第1弾の人としてインタビューが掲載されました。

第1回 ヘブライ語:鴨志田聡子さん(1/4) | インタビュー「「その他の外国文学」の翻訳者」 | web ふらんす

★こちらに隔週で掲載予定です。

「その他の外国文学」に分類されてしまうマイナー言語の翻訳をやっている人に焦点をあてた面白い企画です。私の身の上話を白水社の編集者さんが読みやすくまとめてくださいました。

ヘブライ語を勉強することになったのもイディッシュ語のためでした。不器用なのですが、イディッシュ語が好きすぎてチャレンジしています。

去年の年末にこのインタビューしていただいたのを覚えています。チェーン店なのに、すごく濃い喫茶店でした。あれはコロナ前夜でした。

 

イディシストの絵を描くシルヴィアさん

イディシスト(あえて訳すならイディッシュ主義者)の絵を書いているシルヴィアさんというイディッシュ語を話す芸術家が私を描いてくれました。

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私はシルヴィアさんとは数年前にロサンゼルスでお会いしました。この絵はその時の写真がもとになっています。

Portrait Gallery – Yiddish Institute

シルヴィアさんのいろいろな絵はこちら。

https://silviawagensberg.com/

 

Silvia Wagensberg, di kinstlerin vos molt a sakh yidishistn hot es gemolt!! Far mir iz a matone!! Mir hobn getrofn zikh in LA un itst lern zikh yidish tsuzamen in kolyas klas. Vi sheyn...

ラディノ語新聞に寄稿しました

記事は別のページですが、表紙にも写真を載せてくれました。今年の夏は3人の先生からラディノ語(ジュデズモ、ユダヤスペイン語)を習いました。午前2時から授業を受けて宿題をやって、午後5時に布団に入って(入ろうとして)、本当に本当に特別な夏でした。語学の仲間と楽しい時間を過ごしました。記事にはそのことが書いてあります。ちなみに写真は一年前くらいに台北か台南で撮ったものです。

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記事の中身こちらのページ↓。スペイン語ポルトガル語などが読める方はチャレンジしてみてください。
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イディッシュ語で絵手紙を紹介しました

極東ロシアのイディッシュ語新聞(今はロシア語とイディッシュ語)『ビロビジャンの星』に絵手紙について寄稿しました。

私が住んでいる狛江市は絵手紙発祥の地とのことです。最近駅前の絵手紙の看板が新しくなりました。すごく素敵なメッセージが書かれています。素敵なマンホールも蓋もあります。機会があったら見てみてください。
 

イディッシュ語:
https://www.gazetaeao.ru/85903-2/
ロシア語: 
https://www.gazetaeao.ru/etegami-na-idishe-pochemu-by-i-net/
 

防災無線 コマラジ スポットで出ます

久々にコマラジ(こまえエフエム)に出ます。10月9日午前10時〜10時半です。
スマホからも聴けます。


コマラジ|狛江エフエム|85.7MHz|コミュニティFM
リンク:
https://www.komae.fm/

以前こちらの防災無線ユダヤの文化や多文化を紹介するコーナーをやっていました。コロナをきっかけに同時間に別のミーティングが入り、ラジオに出られなくなっていました。またレギュラーで出る日が来るのだろうか。

予告zoomズームやイディッシュ語に興味がある方へ

10月5日の午後3時から30分程度、朝日カルチャーセンター(横浜)で「zoomズームに接続してみよう茶話会(仮題)」をやります。

参加の仕方についてはこちらをご覧ください:

ZOOMを体験してみたい、という方へ | 横浜教室 | 朝日カルチャーセンター

 

この企画の背景

私は春から秋にかけて、世界中のユダヤ人のオンライン集会に参加しました。イディッシュ語やラディノ語、スペイン語ヘブライ語そしてもちろん英語などで文化振興していました。私も彼らと一緒に学び、楽しみ、時には泣きました。メディアを通じてではなく直接聞き感じた世界の現状は私の心を突き動かしました。

オンライン授業や集会では、老若男女の参加者たち、とくにシニア世代(とても若くて元気)が主体的にやっている姿が印象的でした。世界のコンピューターおばあちゃんとおじいちゃん。輝いていました。

聞くところによれば、お子さんやお孫さんともオンラインで会っている人が多いようです。みんな次から次へとオンライン会議をハシゴして、次々と企画して、お忙しそうでした。

楽しいし、すごい。

実はこの数年間、ユダヤの皆さんのオンラインの授業や集会に出ながら、私も、日本語でもオンライン授業や集会を楽しめるんじゃないかと考えていました!

 

そんな中、たまたま朝日カルチャーセンター横浜の方とその話で盛り上がり、こんな企画を考えました。

 

10月5日の午後3時から30分程度

朝日カルチャーセンター横浜主催

zoomズームに接続してみよう茶話会(仮題)」

 

世界のどこにいても参加できます。時差の計算と、お茶の準備はセルフサービスでお願いします。無料です。私も、いるだけゲストとして参加します。

 

対象となる方々

・ただ誰かに会いたい
・ネットの接続を試したい

・zoomのとき自分の顔映りってどんなか知りたい

・仕事以外でzoomしてみたい
・イディッシュに興味あり
・zoomはなんだか心配
スマホタブレットでzoomを試したい
・オンラインで会うってどんなか見てみたい
・たまたま時間が空いている

・忙しいけど顔を出してみてももいいな

・ちょうどお茶の時間

・今度オンライン面接あるけれど、練習しておきたい

・自分のカメラ写り良いか見たい

・以前授業でお会いした方も、よかったら遊びにきてください

 

匿名、ビデオオフも可能です。是非どうぞ。

詳細については、後日近日中に朝日カルチャーセンター横浜のウェブサイトに掲載される予定ですのでそちらをご覧ください。