2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧
皆様お元気でしょうか。私は元気です。以下の内容をただ書いてシェアしたかっただけなので、気にしないでください。再開といっても、急に再開されるなんてヒョエーって感じで、ある程度予想していたものの、ぶっちゃけすごく困るなあと感じはじめています。 …
いろいろなことが徐々に再開し、もう一度変化が求められます。個人的なレベルでも惰性でただの逆戻りになることはなるべく減らしたい私です。励まし合いながらいきましょう。 さてやるかと思ってとりあえず机に向かって、作業用BGMを見つけようと「テレワー…
聖心女子学院の「校長室ブログ」に、拙訳『アンチ』(岩波書店)の紹介文を掲載していただきました。 紹介文「5月19日おもしろい本を読みましょう(60)ヨナタン・ヤヴィン『アンチ』」へのリンク: Spirit of "Mikokoro" | 聖心女子学院 この紹介文からは、…
この前ニューヨークのカフェでもらった手帳。カフェの人と話した時とても嬉しかったなあと思いながら眺めていたら、表紙に書いてあることに目がとまりました。今必要なことは、つながり、チームワークだなあと感じました。対面ではなかなか会えない日々が続…
田中克彦先生と亀井孝先生の「共訳者のことば」が壮絶な『うつりゆくこそ ことばなれ』(エウジェニオ・コセリウ著 クロノス 1981)。三人の本気さが伝わってきます。紙とインクの世界の凄さ。 Sincronía, diacronía e historia: El problema del cambio lin…
私は中学から高校の時に Progress in English (Robert M. Flynn) という英語の教科書を使っていました。使っていた方はいらっしゃいますか。 中学と高校の時、英語の授業がとっても辛かったです。テストの時は、だいたいいつも息が詰まる思いで答案を書いて…
This Same SkyA Collection of Poems from around the WorldSelected by Naomi Shihab Nye (1996) If you have some favorite writers, please let me know. 移動ができないこんな時期ですが、文学を読むと、遠いところにいる人たちの心の豊かさ、苦しみ、生…
『コンサイスカタカナ語辞典』(三省堂 1994) 今は亡き、学部時代の指導教官がある日、この辞書で「ハムレット」や「タルト」をひいてみて欲しいと言うので、言われた通りにしたら面白すぎて動けなくなってしまいました。先生は面白い本に付箋をつけて、ビー…
かこさとし さんのエッセイ集『未来のだるまちゃんへ』文藝春秋 2014 かこさんは第二次世界大戦で生き残った自分を責め、生きる意味を模索します。「大人はもう信用できない、飽き飽きだ。自分もその一員だった。大人ではなく、せめて子どもたちのためにお役…
『西欧中世史事典』(ハンス・K・シュルツェ著 ミネルヴァ書房)は、学部時代の教科書のひとつです。面白いなと思って読んだので、今でも自分の本棚にあります。西欧中世のことが項目別に説明してあって勉強になります。いろいろなことについて書いてありま…
医療従事者の過酷な状況に直面しているというニュースが流れる中、加藤周一著『続 羊の歌 我が回想』(岩波新書)の書き出しを思い出しました。 本郷の病院の二等病室に住んでいた。昼は患者を診て、夜は研究室で顕微鏡を覗き、深夜に病院が寝静まってからは、…
明日がわからない毎日を過ごす中で宮地典子著『トラウマ』を思い出しました。 「優しさや弱さ、柔軟性や寛容性、多様性を重視すること」「人がただ生きていることに価値があるということ」トラウマ体験の克服について書いてあります。トラウマと向き合うこ…
文化人類学の川田順造先生のエッセイ集。これ強烈だったんだよな!と思って開いてみたら、やっぱり面白かったです。エッセイなだけに、たくさん綴ってあります。私も結構線を引いたり自分の意見や質問を書き込んだりしてあります。昔面白いと思ったところと…
『夜と霧』の著者ヴィクトール・E・フランクルによる極限体験についての冷静な記述と分析。強制収容所、その後の人生で様々な困難を言語化することで乗り越えてきたのだろうなと感じました。特別な人に尊敬と感謝。 I was influenced by him when I was a t…
『ホジャ』主人公ホジャは優しいお母さんのもと、のびのびと生きている男子。ホジャの笑える話がたくさん載ってます。 ホジャはお母さんから「マッチを買ってきて」と言われ、市場に出かけました。ホジャが家に戻ると、お母さんはホジャが使い終わったマッチ…
目がかわいくて気になる『猫のキシュタ』 愛を知った猫のお話。捨てられていたものを食べて生きていましたが、大切にしてくれる人に出会い、名前をつけてもらいます。愛と自尊心。ヘブライ語の絵本。 何度も見てしまう味わい深い絵。目が変わるところも見ど…