ユダヤ人と言語 Jews and Languages

みんな何かでマイノリティ。鴨志田聡子のブログです。All of us are minorities. By Satoko Kamoshida

ミリアム・トリン博士の講演について

ヘブライ大学とテルアビブ大学でイディッシュ語を教えているミリアム・トリン博士を日本に招聘し、東京大学の現代文芸論の沼野充義先生と早稲田大学松永美穂先生のところで講演してもらいました。

東大の講演

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早稲田の講演

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私もコーディネートや通訳、司会、翻訳をしました。

イディッシュ語について、そしてイディッシュ語の文学についてアブロム・スツケヴェルという作家を中心に話してくれました。非常に実りが大きなイベントでした。

海外からの講師招聘はいろんな方々にご協力いただき、感謝しています。

早稲田ではイディッシュ語で講演をしてもらいました。こんな企画はこれまでなかなかなかったのでは。東大の講演では議論も盛り上がり、非常に楽しい時間になりました。

bungeijournalism.net

ユダヤ人と安楽死 映画『ハッピーエンドの選び方』

安楽死がテーマ。高齢者が安楽死のために機械を作って使っていく。

イスラエルの人たちの強い仲間意識とか、キブツの密接な人間関係とか、ユダヤ教と死とかを垣間見た気がした。

どうやって死までを過ごし、どういうふうに死ぬのか。終わり方を選べるなんて、幸せかもしれないと思った。道で倒れてそのままなくなる人も、明日食べるものがなくなってなくなる人もいるのだから。でも死というのは本当にわからない。

映画『ハッピーエンドの選び方』公式サイト