We learn Yiddish only in Yiddish in this semester!!!
And send a video letter to a Fabiana Lipka’s Yiddish class in Tronto!
今学期も、東京外国語大学オープンアカデミーでイディッシュ語の授業をしています。今回は思い切って、イディッシュ語でイディッシュ語を教えることにしました。これまでずっとやりたかった直接教授法(Direct Method)を試しています。いわゆるネイティブ英語講師が英語で英語を教えてくれるのが直接教授法です。
やってみて良かった点
イディッシュ語をしゃべる場をつくることができる
(↑これは長年の夢でしたので本当に嬉しい)
単純に面白い
集中できる
楽しすぎて時間があっという間に過ぎる
困った点
今のところ、なし
(じっくり考えてみたけれど思い浮かびません)
教科書は、私が試しに書いているものと、Lily KahnのColloquial Yiddishを使っています。
日本でイディッシュ語を話す場ができて嬉しいです。
このクラスは受講生が多才で面白くて、かなりアクティブです。
昨日はイディッシュ語のビデオを作りました。
というのも、カナダのトロントでイディッシュ語教師をしている人から連絡がありました。トロントの子ども向けのイディッシュ語のクラスで、私がやっている東京のイディッシュ語のクラスについて、話題にしてくれているということでした。そこで、カナダのイディッシュ語学習者たちが演じたイディッシュ語劇を見て感想を送ってほしいとのことでした。そのビデオでは、屋根の上のバイオリン弾き(イディッシュ語の小説が原作)の歌も入ってました。
なかなかない展開ですが、いいじゃないですか。
東京でその演劇のビデオを見て、その後みんなで感想をビデオレターにして送りました。
東京のイディッシュ語のクラスは豪華で、クレズマーバンドのメンバーがいます。大熊ワタルさんがクラリネットを吹き、こぐれみわぞうさんが不思議な楽器を鳴らしてくれました。
トロントの子どもたちが喜んでくれるのが楽しみだったわけなのですが、その前にトロントの先生がとても喜んでくれました。トロント以外でも、日本のイディッシュ語活動のことが結構話題になっているんですよ。
国際的で文化的。。。極東アジアと世界がつながって嬉しいです。
イディッシュ語で日本から海外へ発信して国際交流。自治体でやっても楽しいんじゃないかと思います。マイナー言語のつながりは強いですので、刺激的でまたとない交流ができると思います。
ご興味を持たれた方は、東京外国語大学経由でご連絡ください。