ユダヤ人と言語

Satoko Kamoshida's Blog 鴨志田聡子のブログ.

イディッシュ語はドイツ語じゃありません!

最近、「ドイツ語とイディッシュ語はほとんど同じなんでしょ」と数人から言われました。違います。ツイッターフェイスブックでもイディッシュ語が「ドイツ語の一方言」扱いされたことで炎上してたらしいです。今週ぶらっと行った複数のところでそれが話題になっていました。二つは違う言語です。聞いて読んで喋って書いて、訳して...と、実際いろいろと使っている人には違うってことがよくわかります。
どうせ同じなんでしょって思っている方は、それなりにはご興味をお持ちだと思いますので学んでみてください。生きたイディッシュ語に触れると、考え方も変わり、新しい世界が見えてきますよ!あと、楽しい仲間もできます。人生豊かになりますし、ほかのことば、自分のことばのことも見えてきます!
それにしてもイディッシュ語で炎上するほど注目されているんですね。2年間頑張って外大と東大で教えた甲斐があったってもんです!嬉しいと思っておきます。
<b>ことばは生きています。どんなことばもみんな大事です。大切にしていただけると嬉しいです</b>

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週明けより!クレズマーのワークショップ

来週です!!知り合いの方々がクレズマーワークショップをされるんでシェアします。楽しそう!!

 

第2回 東欧ユダヤ音楽ワークショップ 
Yiddish Academy Tokyo vol.2 のお知らせ
日程:2018年 2月19日(月)~23日(金) 
各日11:00~17:50(予定)※最終日23日(金)のみ、11:00~15:30(予定)

劇場 東京・両国 シアターX(カイ)にて開催(墨田区両国シティコア1 階)


講師:
アラン・バーン (アコーディオン、ピアノ)、
マーク・コヴナツキー(ヴァイオリン、ダンス)

吉田佐由美(ダンス)

統括:樋上 千寿(ひのうえ ちとし)京都造形芸術大学講師

【対 象】プロ演奏家、音大生、アマチュア演奏家、舞踏家、その他関心のある方

【定 員】40名程度

【参加費】一般¥18,000、学生¥12,000 (税込み、全5 日間。一般は早期割引あり※)

    ※2017年12 月31 日までにご予約の場合¥1,000 引き(一般のみ)

◎ご予約は無料です。まずはメール(ycra0916@gmail.com)までお申込みください(キャンセル料なし)。

◆参加費はワークショップ初日10:30~受付にてご精算(現金のみ)、または当NPO法人口座宛てにお振込み頂きます。
◆5日間で一通りのワークショップです。一日単位で参加されたい方はお問い合わせください。
◆授業は英語または日本語で行われます。英語の場合は適宜通訳を行います。

【概要】

・長年ドイツや欧米各地でワークショップを開催してきたアラン・バーン博士らを招聘し、東欧ユダヤ音楽クレズマーを、
 「ダンス」と「演奏」の両面から習得する特別プログラム。
ユダヤ教文化に馴染みのない日本人向けに、ユダヤ教文化との関連についての背景解説も必要かつ十分に行い、
 クレズマー文化の本質を包括的に理解することを目指します。
・昨年度より2日多い全5日間の授業で、集中的かつ効率的に学びます。

昨年度(第1回)の公式ページはこちらをご覧ください。一番下にリンクあり

 
【関連イベント】

東欧ユダヤ音楽クレズマー演奏会~シャガールが愛した、故郷の旋律 vol.11 
 &Yiddish Academy Tokyo vol.2 Final Dance Session

2018年 2月23日(金)18:00開演(終演後アフター・ミーティングあり)

劇場 東京・両国 シアターX(カイ)にて開催(墨田区両国シティコア1 階)

参加費:¥1,000、高校生以下¥500

出演(予定):オルケステル・ドレイデル=樋上千寿(クラリネット、解説)、松本みさこ(アコーディオン)、三代真理子(アコーディオン)、高橋延吉(ドラムス)、他有志

特別出演:アラン・バーン(アコーディオン、ピアノ)、マーク・コヴナツキー(ヴァイオリン、ダンス)
     吉田佐由美(ダンス)

Final Dance Session では、ワークショップ参加者の皆さんにも演奏&ダンスを披露して頂きます。

第2回 東欧ユダヤ音楽ワークショップ Yiddish Academy Tokyo vol.2 のお知らせ : オルケステル・ドレイデルのブログへようこそ!

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『クザリ』――文学・哲学的創造とその伝承

今日はこちらの↓シンポジウムに向けて東大で『クザリ』の読書会をしました。『クザリ』はユダヤアラビア語で書かれたんですよ。われわれはヘブライ語、英語、ドイツ語で読んでます。

スペイン、イスラム地域のユダヤ人、ハザール人などにご興味がある方はどうぞシンポジウムにいらして下さい。

科研費特別シンポジウム

『クザリ』――文学・哲学的創造とその伝承

 日時:2018年3月10日(土) 13:00-18:00
 会場:東京大学本郷キャンパス 法文1号館 219教室
 プログラム:
 13:00-13:15 趣旨説明
 13:15-14:00 根本 豪 (エルサレムヘブライ大学修士課程)
   「理性の前の宗教 クザリとその射程」
 14:00-14:45 飯郷 友康 (東京大学非常勤講師)
   「近世におけるクザリ受容の一例」
    (休憩)
 15:00-15:45 長塚 織人 (東京大学博士課程)
   「ユダヤスペイン語文学における対話と弁証
    ――アブラハム・カポンの親スペイン的小

               品を例に」
 15:45-16:05 コメント① 山城 貢司(日本学術振興会特別研究員PD)
 16:05-16:25 コメント② 向井 直己(京都大学特定研究員)
     (休憩)
 16:45-17:45 全体討論

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2017年度イディッシュ語修了〜

今年度のイディッシュ語の授業が昨日で終わりました。4人だけのクラスで、答え合わせとか音読の順番がすぐ回ってきちゃうんです。それも良かったのかもしれない。予習復習もかなりされてて、皆さん習得のスピードがものすごかったです。

授業中はいつも皆さんが仲良くしてくださり、授業の後にはブログやFacebookで講師を励ましてくださるという。。。私としては涙なしでは語れない環境で授業できたのでした。

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受講生の4人のうち2人がプロのミュージシャン、1人がシニア・ブロガー、1人がコンテンポラリー・アートのアーティストという、イスラエルやアメリカのイディッシュ語セミナー顔負けの濃いメンバーでした。

皆さんと全部で5人で、英語で解説が書いてあるリリー・カーンの教科書をガンガン進めて行くという気合の入ったクラスでした。

こぐれみわぞうさんが授業が終わったあといつも楽しかった〜といってくださりFacebookにも投稿してくださいました。大熊さんがその写真をとってくださりました。毎回の授業の要点についてはマイルストンさんが書いてくださいました。アーティストのあやさんがたまにイディッシュ語で作品を作ってくださり、ジンタラムータさん(こぐれさんと大熊さん)がライブでイディッシュの歌も歌ってくださり、アウトプットがかなり豊富という。。。幸せでした。

イディッシュ語について話せる場があって嬉しかった。。。学期の終わりの方ではみんなでイディッシュ語のテキストを読んで感想を話し合ったり、こぐれさんが書いたイディッシュ語チャットをみんなで見たりしました。東京にいてイディッシュ語でここまでのことができるんだなと感動しました。

語学の授業をきっかけに普段会えないような面白い方々との交流が生まれることもこういう講座の醍醐味ですね。

しばらく授業はお休みになりますが、また4月からやります。どんな方々がきてくださるのか楽しみです♪

2018年東京外国語大学オープンアカデミーパンフ()より

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 申し込みは来週からです。

http://tufsoa.jp/

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「ドイツ語から見たイディッシュ語の特徴」by上田和夫先生

イディッシュ語のクラスを受講される方から、「ドイツ語とイディッシュ語を比べたい」というご要望がしばしばあります。私は比べるのがあんまり得意じゃないですので、長年イディッシュ語を研究されてきた上田和夫先生の論文「ドイツ語から見たイディッシュ語の特徴(1), (2)」(福岡大學人文論叢)をご紹介しようと思います。

これらの論文は↓PDFになっています。下のクリックすると、いきなりダウンロードできます。

(2)の冒頭の引用はかなりインパクトあります。例文は今の口語のイディッシュ語と違うものもあって、出典に興味があります。イディッシュ語も他の言語と同様、時代や地域、話者集団(その言語を話す人たちのグループ)によってだいぶ違うので。引用というより話者に聞いたんだろうか。いずれにしてもドイツ語とイディッシュ語の比較をさらっとしたい方におすすめです。
「ドイツ語から見たイディッシュ語の特徴(1)」by上田和夫

https://fukuoka-u.repo.nii.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=repository_action_common_download&item_id=990&item_no=1&attribute_id=22&file_no=1&page_id=13&block_id=39
「ドイツ語から見たイディッシュ語の特徴(2)」by上田和夫

https://fukuoka-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=1012&item_no=1&attribute_id=22&file_no=1

上田先生が研究に使われた超貴重なイディッシュ語の本や雑誌の一部を譲り受けました。それを見ると先生が非常に真剣に丁寧に文献研究をされたということがよくわかりました。私が上田先生に初めてお会いしたのは、2011年に博士論文を書いたあとでした。上田先生もその頃大学書林から『イディッシュ語辞典』を出されて(イディッシュ語研究が日本でなされていることが話されるときにいつも引き合いに出される世界的に有名なガチな辞書です)、出版記念の講演をされた時でした。

イディッシュ語辞典 - 株式会社大学書林

初めて会った瞬間、お互いにイディッシュ語が大好きなことがわかりました。上田先生は当時九州にお住まいで、私は東京で、それまでは手紙でやりとりさせていただいたのです。直接お会いして、物理的にも精神的にもなんだか急に距離が縮まったのを覚えています。

上田先生は文献研究が中心、私はフィールドワークが中心ですので、研究手法も全然違うのですが、事実に基づきイディッシュ語の世界を探究する姿勢が同じことを知りました。上田先生からいただいた本や、共通のユダヤ人の知り合いから聞いた話でそれがよくわかりました。

ある言語の研究にかかわるとき、私は話者の世界観を学びそれを尊重することは非常に大事だと考えています。その言語の所有権は、彼らにあるのですから。

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3月27日ポスト=トラウマ時代:イスラエルと日本

山城さんより講演会のお知らせです。山城さんは当日解説・翻訳者をされます。彼によれば、テーマはトラウマと文化に関するもので、ホロコーストや「戦後」の問題も扱う予定で、関連分野は、社会学・心理学・歴史学・哲学あたりだろうかとのことです。アタリア先生はまだお会いしたことがないので知らないですが、山城さんは優しいし、とっても面白い方です。イスラエルユダヤのことに大変お詳しいです。

 以下、講演会のお知らせより引用です:

東海大学文明研究所・公開講演会 2018 年 3 月 27 日 15:30~17:20

「ポスト=トラウマ時代:イスラエルと日本」
ヨハイ・アタリア(イスラエル,テル=ハイ・カレッジ上級講師)

通訳・解説:山城貢司(日本学術振興会特別研究員 PD/東京大学)


講演要旨
本講演の第一部では、今日我々が生きている社会を「ポスト=トラウマ的社会」と定義で きるかどうか明らかにしたい。この論点の検討において、日本とイスラエルは、決定的な 位置を占めていると思われる。「アウシュヴィッツ」と「ヒロシマ」−−それが起きたこと で、「人間」の概念が意味を失ってしまった「出来事」−−は、各々独自の仕方で、文化の 中のブラックホールを形成している。続いて講演の第二部では、「行動化」と「徹底操 作」という二つの基礎概念に焦点を定め、イスラエルと日本が、それぞれ似て非なる仕方 で、第二次世界大戦の顚末とどのように向き合っているかを見定めたい。イスラエルが、 究極の生贄という意識状態の中で「身動きが取れなくなっている」一方、日本は、加害者 であったと同時に犠牲者でもあった過去の記憶とのより複合的な対話を続けている。
*講演は英語で行われ、セクションごとに日本語での要約が補足されます
講師紹介
ヨハイ・アタリア(Yochai Ataria)。テル=ハイ・カレッジ上級講師、オープン・ユニバ ーシティ研究員。トラウマに関する理論的・経験的・哲学的論文多数。複数の編著あり。 近著に、The Structural Trauma of Western Culture (Palgrave Macmillan, 2017)。また、 Body Disownership in Complex Post-Traumatic Stress Disorder が来年刊行予定。
会場
東海大学湘南校舎,19 号館 3 階 307 室(ミーティングルーム4)

アクセスマップ

http://www.u-tokai.ac.jp/info/traffic_map/shared/pdf/shonan_campus.pdf

チラシ↓ 

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塩焼きそば

学部時代の指導教官の大好物でした。

俺の塩 | 商品情報 - 東洋水産株式会社

先生は研究室の入り口に時刻表と俺の塩という焼きそばを重ねて置いていました。まわりの店で食べたいものがほとんどないから(一軒しか決まった店がなかったのです。今はその店もつぶれちゃいました)、俺の塩を研究室にキープしているとのことでした。

大学院入試に合格した時、先生の研究室で一緒読書会をしてた先輩が、俺の塩を4個くらいくれました。

何年も前のことなんですが、その先生は亡くなってしまいました。本当に悲しかった。

今でも塩焼きそばを食べると先生のことを思い出します。

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2月23日クレズマー演奏会@シアターカイ

クレズマーのイベントがあるそうですのでお知らせします。
このお知らせの下のリンク先より引用:

Χカイレパートリー劇場
オルケステル・ドレイデル
シャガールが愛した、故郷の旋律』
2018年2月23日(金)
東欧ユダヤ音楽・クレズマー演奏会 特別編
18世紀からホロコースト(第2次世界大戦中のユダヤ人大量虐殺)前夜まで、東欧のユダヤ人共同体での結婚式で演奏されていたクレズマー音楽、そして東欧ユダヤ人固有の言語「イディッシュ」で謡われた民謡を、文化史的な背景説明を交えて生演奏で紹介する「オルケステル・ドレイデル」のレクチャー&コンサートです。
シリーズ第11回は「父祖の地」のクレズマー音楽にフォーカス。イスラエルで共有されてきたクレズマーについて、最新の研究成果を交えてご紹介します。海外特別ゲストによる「世界最高峰のクレズマー」もぜひご堪能ください!
オルケステル・ドレイデル
樋上千寿 : クラリネット
松本みさこ : アコーディオン
三代真理子 : アコーディオン
大橋祐子 : ピアノ
高橋延吉 : ドラムス
特別出演
アラン・バーン : アコーディオン、ピアノ
マーク・コヴナツキー : ヴァイオリン
吉田佐由美 : ダンス

www.theaterx.jp

2月23日 この演奏会
2月24日 ヘブライ語名刺ワークショップ(好評につき、募集は締め切りました)
2月25日 ジンラムータさんたちのライブ

と、東京だけでユダヤ関連イベントが三日連続であるってことを知りました。
確か年始にもそんなようなことがありました。

木曜 外大オープンアカデミーのイディッシュ語講座
金曜 ジンタララムータさんコンサート
土曜 朝日カルチャーセンター横浜(テーマ:屋根の上のヴァイオリン弾き&イディッシュ)

その時、なんと全部参加された方もいらっしゃったんです!!!自分の出る番があると、他のイベントは超行きたくてもなかなか行けなくなってくるのですが(泣)、自分以外に行ってくださる方がいらっしゃると嬉しいですね♪
その行ってくださった方は、このブログでも紹介させていただいたマイルストンさんです〜。
おかげさまで盛り上がってまいりました。

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御礼!ワークショップ満席になりました

以前↓こちらでもアナウンスしたヘブライ語入り名刺作りのワークショップすぐに満席になったそうです。

Feb 24 Shibuya Hebrew Letter Print Workshop ヘブライ文字の活版印刷の名刺 - ユダヤ人と言語

予定人数をオーバーする申し込みがあり、締め切り前ですが受付終了になったとのことです。

10人以上集まったことに安心した一方で(何人集まるんだろうって思ってました)、どういうところにニーズがあるんだろうと不思議に思っています。参加者の方々にお会いするのが楽しみです。

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イディッシュ受講者紹介 + Sandy Fox + Lily Kahn (2014)

東京外国語大学オープンアカデミーのイディッシュ語講座初中級の受講者の皆さんのご紹介です。

まずはこの講座が長めの方から。

まずは我らに人生の先輩でもあるMileStoneさんです。イディッシュ語学習者だけではなく、熟練のブロガーさんです。

MileStone さんはブログにこれまでのイディッシュ語のクラスで何をやったか書いてくださっています。4月から初中級の講座を受講してくださる未来の仲間の方はMileStoneさんのブログをご参照ください!

こちら:

MileStone 이선희 팬

それにしても「イ・ソンヒファンの日々よしなしごとの綴り」と副題のつけられたブログの中にイディッシュ語の話が出てきてなんとも珍しい、おそらく世界初のマリアージュです。

さて次は第二外国語イディッシュ語というアーティストのあやさんの作品です↓

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ホワイトボード書く係を担当していただきました。アーティストですから、さすが文字も絵もお上手でバランスも素敵。自分で書いた時はバランスが悪くてホワイトボードに全員書ききれなくなりましたから、あやさんがいらっしゃって助かりました。リリー・カーンさんのイディッシュ語の教科書(77ページ)にある家族の絵を描いてくれました。

イディッシュ語フェミニストポッドキャスト運営者であり研究者のサンディー・フォックス(Sandy Fox, NYU)さんによれば、このリリー・カーンさんの教科書の値段が今超高騰しているようです。

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中古で可の本が3000ドル以上って。手元のリリー・カーンは中古で4千円くらいで買いました。。。コンディションいいんですが、なぜかインドっぽい香りが消えません。

Sandyさんの投稿に寄せられたコメントによれば、↓下のリンクからだとまだ安く買えるとのこと。よかったですね。

Colloquial Yiddish New Edition w/Free Audio Online by Lily Kahn – Yiddish Book Center Store

さてさて、最後になりましたが、今年度の秋冬学期からの受講してくださっているのが、ジンタラムータさんたちです。さすがクレズマーのプロ(国内外で有名なアーティストさんなんですよ)、もうすでに、イディッシュ語で読み書き(もちろんスマホでも)そろばん(この前は足し算しました)できます。すごいですね。

ジンタラムータさんたちについては、このブログでいつか紹介させていただきたいと思っているのですが、とにかく壮大なスケールで。。。私にはまだ書けません。また改めて。

ちなみにFacebookではジンタラムータのみわぞうさんがクラスの紹介をしてくれています。

ってまさか受講生それだけ?!ってそうなんです!!来学期から増えると良いのですが。木曜の午後にお時間が取れたらぜひ私たちの仲間になってください!!!

東京外国語大学オープンアカデミー(イディッシュ語):

講座一覧 | 公開講座 東京外国語大学 オープンアカデミー 東京都府中市

 

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ユダヤ・スペイン語(ラディノ語)の集会

2081年3月14-15日UCLAでラディノ語(ユダヤスペイン語、ジュデズモ) のシンポジウムがあります。ここに行けばラディノ語界の研究活動や文化活動の今の状況がもっとわかります。

 

この会には大学の名前とLadino(ラディノ)をつなげてucLADINOという名前がついています。私も来年行く予定です。詳しくは下記のリンクをご覧ください!

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More information:

ucLADINO | UCLA Alan D. Leve Center for Jewish Studies

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英語の教科書

英語を教えることになって初めて知ったのですが、教師はなんと教科書の見本がもらえます。

私が知らなかっただけで、これはもうほとんどの人たちが知っているジョーシキだったのかも知れませんが。

出版社に見本を送って欲しいとお願いすると(多くの場合はオンラインでとても簡単に手続きできる)、すぐに送ってくださいます。

この仕組みについて知ったのは、超寒い日に非常勤先の大学の廊下に営業にいらしていた出版社の女性にお会いしたときでした。寒い中重い荷物を持たれて本当に大変だなと思いました。

教科書についての説明を聞いている間、そういえば学部の時の指導教官が、その出版社の名前をよく口にしていたということを思い出しました。多分いい出版社だと思って、もうちょっと話をうかがったところ、最後にペンを2本くれました。

来年度の教科書のことをそろそろ考えたほうがいいのかと知って、家に帰っていろいろ検索してみました。一気にいろんな出版社の教科書の見本をまとめて請求できるサイトを発見しました。こんな便利なものがあるのかと感動しながら、夜中血眼になりながら教科書見本を送ってもらうように申し込みました。

そんなこんなで、英語の教科書がたくさんあることを知りました。

今日は教科書も決まりシラバスも書き終わり非常に良い気分です。一通りの作業を経て、結局イディッシュ語のことをまた思い出し、イディッシュ語の教科書も作りたいなあと思ったのでした。

 

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学ぶ理由

大学の通信制講座で布を使ったアートの勉強をしている人が「何のために学ぶんでしょう。結局自己満足じゃないですか。できたら嬉しいよ」と言いました。

その人とは京都の宿で出会いました。彼女が受講している大学の通信制の講座は、年に何度かスクーリングがあるらしいです。スクーリングは何日間か続くようで、その間は日本各地から受講生たちが京都に集まるようです。

初めて出会ったときに「何のために学ぶか」突然問われて、私はなんだろう、どうしたんだろう。と一瞬戸惑いました。が、その人は続けました「自分が何で学んでるか、周りの人たちから理解されないのが一番辛い」と。

60歳くらいの女性でした。その人は自分の作品を両手に持って眺めるような仕草をしながら「自分が幸せにならそれでいいじゃないですか」と言いました。とても幸せそうで、それだけでもその人にとっても周りの人にとっても学ぶ意味があると思いました。

翌日その人は、通信のクラスメイトと朝早く出かけて行きました。

スクーリングは、普段通信で学んでいる仲間同士が顔を合わせ喜びや苦労を共有できる機会で、とっても意味があることだと思いました。

 

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シラバス

シラバスとは大学の授業の内容について書いてあるものです。
昔は重い本だったので持ち運びも大変だったんですが、最近はウェブで見られるようになりました。
最近いくつかの授業のシラバスを書いていて、自分が学生だった時に読んだシラバスのことを思い出しました。
なんの授業だったか忘れてしまったけれど、思想系だったでしょうか。授業内容はあんまり書いてなかったんですが、最後に「私を涙目にしてください」と書いてありました。
一体この先生には何があったんだろうかと思いました。その授業は取らなかったような気がします。
最近ではシラバスの書き方も、いろいろと決まりがあるらしいです。私もシラバス執筆のための講座を受けたり、面接試験の課題でシラバス書きをしたりして結構勉強しました。
そんなこんなでシラバス書きに時間をかけているので、誰か読んでくれるといいな、せっかくだからもっと面白く書きたいな、とか、でもそれは来年からにしよう・・・と(毎年)思っています。
最近は、各回(1学期15回ほど)の予習時間と復習時間、そのページ数を書かなければならない学校もあるみたいです。なぜだろう・・・。知り合いから聞いてギョッとしました。
ところで東大の人文社会系研究科のシラバスは面白かったです。私は自分がシラバスを書くとき、その大学でどんなシラバスが書かれているのかお手本になりそうなのを一応チェックします。予習時間や復習時間、ページ数などは全く書かれていませんが(全く必要ないと思います)、講師がその科目にどのような意味づけをしているかがわかり、情熱が伝わってきたし、非常に勉強になりました。

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ホロコーストを生き延びた人たち

ホロコーストを生き延びた人たちに共通するのは、メンタルの強さだと思います。

私が知る限りですが。これまで会った人、映像で見た人、そしてホロコーストを経験した作家の文章は不思議とそうでした。彼らはポジティブで明るく賢いから生き延びられたのかもしれないし、生き延びたからそうなったのかもしれないし、分からないです。

ホロコースト生き残りの人の文章を初めて読んだのは自分が高校生のときでした。ヴィクトール・フランクルの『夜と霧』(みすず書房 1985)という作品だったんですが、まず怖かったです。あと著者はすごく運がいいと思いました。狂気に巻き込まれない冷静さと知性をもって、毎日生きてるうちに最後まで生き残りました。

この本からは「大変なときでも今を生きる、それだけに集中する、それが大事っ!」と学びました(でも結局、無駄にジタバタしちゃいます)。

さて、今度は自分が2006年からエルサレムに留学していた時に、ホロコースト生存者の方々に会いました。初めててあった時はとても驚きました。彼はぼくの経験を話してもいいかい?とヘブライ語で言った後にイディッシュ語で語ってくれました。私はことばがありませんでした。

私の研究しているイディッシュ語は東ヨーロッパのユダヤ人が話していた言語なので、こうして調査をしているとそういう人に会うこともあるんです。でも会うのもそれを知るのもごくたまにでした。

直接会った以外は、ホロコースト生存者のインタビューの動画をいくつか仕事で見たんですが、いずれの方もポジティブで冷静で、ユーモアと愛にあふれる素敵な方々でした。ツィピ・ラインベンバッハが親のホロコースト体験の語りを撮影した映画『選択と運命』という作品ではイディッシュ語の語りが日本語字幕付きで見られます。

ヘブライ語児童文学作家ウーリー・オルレブ(和訳がたくさん出てます)を読んだ時にやっぱ生き残った人はメンタルが超強いなと思いました(生き残ったから強くなったのか分かりません)。

ところで、先ほど話に出てきた『夜と霧』は必読だと思います。昔は霜山徳爾訳しかなかったんで読むのが大変でした。一週間かけて読みました。くじけそうになりながら、なんとか読んだ感じです。じっくり読めてよかったともいえます。『夜と霧 新版』 池田香代子訳 (みすず書房 2002) はすぐ読めます。一回本屋でちょっと立ち読みしたら全部読んでしまって(ちゃんと購入しました)、むかし一週間かかったのはなんだったんだろう〜って思いました。どっちも読めてよかったです。

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