¡Muchas gracias!
市ヶ谷のセルバンテスセンター東京で、セファルディーをテーマにした第3回日本スペイン語・スペイン語圏文化国際会議(III Congreso Internacional sobre el Español y la Cultura Hispánica en Japón)がありました。来てくださった方々、本当にありがとうございました。
2018/10/04 (木) がオープニングとセファルディ音楽のコンサートで、2018/10/5(金) と10/6 (土) がレクチャーでした。
私はユダヤ人の言語と集合的記憶を研究テーマにしています。そこで今回は、ユダヤ・スペイン語とも呼ばれる言語ラディノ語(エルサレム・ヘブライ大学のDavid Bunis教授は学名はジュデズモがふさわしいと書いており、私も賛成ですが、ラディノ語、ユダヤ・スペイン語という呼び方が一般的なようです)について話しました。
この会議は何よりまず楽しかったです。さらに、新しい出会いや発見もあってとっても有意義でした。
スペイン語の同時通訳が入りましたので、スペイン語話者の方々にもきいていただけてよかったです。いつかスペイン語で話せるようになると良いです。
皆さまご存知のとおりスペイン語というのはスペインだけではなくアメリカ大陸でも広く話されており、それゆえ大変多様性がある言語です。そんな中ラディノ語は単なるスペイン語の変種かどうかというのが私の問いかけでした。
以下プログラムです。
私はこの↓セッションで話しました。
↓セッション後の写真。事前打ち合わせから大変楽しいセッションでした。
Can you believe it? “Davka” in Tokyo, there was a congress about Sephardim. In this congress, I spoke about Ladino and the collective memories. My question to the audience was, “if Ladino is a variation of Spanish?”
It was very fruitful for me because I could meet many people and get so much information.
My lecture was in Japanese and it was translated simultaneously into Spanish.
I wish me to speak in Spanish and Ladino (Dzhudezmo, Judeoespañol) in future!!
スペイン語講座・スペイン語教室・文化イベント | インスティトゥト・セルバンテス東京
インスティトゥト・セルバンテス東京はスペイン語とスペイン語圏文化普及を目的に、スペイン政府により設立された公的な文化施設です。市ヶ谷・四ツ谷・麹町3つの駅からアクセスできる都心にあり、日本にいながらにして生きたスペイン語と最新のスペイン語圏文化に触れることができます。
私も最近の調査で考えたことを、ユダヤ人の集合的記憶と言語というテーマで、今回はラディノ語(ユダヤ・スペイン語)に注目して発表します。
会議への参加は無料ですが申し込みが必要です。下にプログラム、参加申込みのリンクをつけました。
本年度の日本スペイン語・スペイン語圏文化国際会議は、スペインユダヤ人協会の協力によりセファルディ文化の紹介で幕を開けます。セファルディは中世後期にイベリア半島から追放されたユダヤ人の子孫を指し、彼らは欧州や中東、北アフリカに移住するも独自の文化を保ち続けました。イベリア半島の伝統音楽の演奏家パコ・ディエスによるコンサート、展覧会、お菓子の試食などをお楽しみ下さい。
以下のリンクから詳細をみることができます。
コンサート&展覧会もあります。