放送大学での集中講座「ユダヤ人の言語と文化」が終わりました。
受講してくださったみなさん、ありがとうございました。マスク着用ではじめてのことを学ぶ集中講座はハードだったのではと思います。どうかゆっくりお休みできますように。
授業は最初ちょっとかたい雰囲気ではじまりました(きっとみんな初対面で緊張しますよね)。けれど、受講している皆さんからの質問やコメントがたくさん出てくると私もあったまってきて、のってきました。
イディッシュ語の文学をみんなで一緒に良んで、読書会をしたのですが、解釈や感想のやり取りが活発に行われました。いろいろな意見が出て驚きました。割と発言しやすい雰囲気があった気もします。日本の授業なのに、イスラエルのイディッシュ語読書会みたいに活気があって、嬉しかったです。
日本ではまだまだユダヤの言語や文化はマイナーな話題です。なのでそれを同じ時期に同じ場所で受講した人たちというのは、ある意味同志だろうなと思います。
活発なやりとりにもかかわらず、予定していた内容は予想より早く終わり、驚きました。なので、こちらも嬉しくなって、授業内容を受講していたみなさんにの興味に合わせて増やしていきました。やる気って大事なんですね。
初めて会ったであろうみなさんが、だんだん打ち解けていく様子や、助け合っている様子をみて、素敵なクラスだなと思いました。
この集中講座を通して、改めて学んだことが私もたくさんありました。これまで自分が知らなかったこと、横に置いておいたこと、考えもしなかったこと、忘れていたこと、完全に勘違いしていたことなどに気がつきました。私もとても勉強になり、成長できたなと思います。とっても楽しかったです。
後期にも放送大学で集中講座をします。「次も来るから!」と言ってくれた方もいらっしゃって、感動したんですが、本当に再会できたら嬉しいだろうなと思いました。
ドクダミも結構綺麗だと思いました。