ユダヤ人と言語 Jews and Languages

みんな何かでマイノリティ。鴨志田聡子のブログです。All of us are minorities. By Satoko Kamoshida

言語学習と交流:ユダヤの場合4

前回のつづき)

語学の授業の休み時間の交流や、授業の前後に相乗りでの交流はあるものの、基本的には講座の中での議論が活発で、たくさん交流できます。きっと遠慮はありますが、一見なさそうです。

イディッシュ語の場合、初級では会話練習や講師への質問などを通して他の受講者について知ります。
上級のクラスでは、一つのテキストを読んで、みんなでそれについてディスカッションします。
日本人目線からすると、言いたいことを結構激しく言い合います。

言いたいことを言ってスッキリ。
こうして、授業内にかなり交流できます。

確かに、受講者や講師と食事やお茶をしたり、家にお邪魔することもあります。
でも授業の前後や途中のスキマ時間に、細く長く交流を重ねるのが大事な気がしています。

対面はもちろんオンラインでも授業でしか会わない人と仲良くなることがあるのですが、
(面白いことに講師からも、君たちは授業で友だちになったでしょうと言われることもありました)
細く長くの交流が結構良いのかなと思っています。

私自身はシャイなこともあって、
↑こうして細く長く付き合って気の合う人を見つけて幸せを感じるのが好きです。

でも、これは人によるのかもしれないですね。

日本の講座では、お茶やランチという「アフター」がよくありますね。
これまでに良かった「アフター」があったら、何かの機会にぜひ教えて下さい。
興味があります。

長くなりましたが、新学期から朝日カルチャーセンター横浜(オンライン講座)で、
講座を予定しています。5月のオンラインでのレクチャーの詳細、お問い合わせ、お申し込みは朝日カルチャーの現代ユダヤに学ぶ 学ぶことは生きること | 横浜教室 | 朝日カルチャーセンターから。