ものすごくわかりやすい本でした!
手話が一つの言語であること、それをはなす人たちに共有された文化があることがよく説明されています。
話者のネットワークもご近所の手話サークルから国際的なつながりまで非常に幅広く充実していることがわかりました。イディッシュ語とかエスペラント語の活動に似ていると思いました。
途中、「フィールドワーク」、「参与観察」、「文化相対主義」、「エティックとエミック」、「多様性と普遍性」、「ラポール」といった、文化人類学のキーワードも簡潔に説明されています。
挿絵もかわいいですよ。
とても勉強になりました。