イディッシュ語でフォーワードの記事を書くことはわたしにとって長年憧れでした。そしてイディッシュ語で書いた記事を英語に翻訳して英語版のフォーワードに載せてもらうことは夢でした。その夢がついにかないました。
英語になった記事はここです↓
Japanese Students Learn Traditional Yiddish Dances – The Forward
わたしは子どもの頃、クラスの担任の先生に交渉して新聞係を作り、壁新聞を作っていました。なんでも書き放題に書いていたし、いろんな人に記事を書いてもらうのが楽しくて、大学に入る頃には新聞記者になりたいと思っていました。
でも大学に入ってからサツ回りとか番記者の話を聞きました。怖い人を担当することになったら嫌だなって思って悩んだ末(他にも勉強を続けたいとか、就職氷河期とか、そもそもテスト受かんないんじゃないかとかそういう事情もあったんですが)、新聞記者にはなりませんでした。
イディッシュ語やったりヘブライ語やったり、その話者の人たちがどうしてるか調べたりと、しているうちに、途中色々ありましたが、気がついてみれば一応は研究者になってました。そんな中、去年、回り回って、イディッシュ語で新聞を書くってことになりました。これはネタになるから是非新聞に書くようにとアメリカの人からすすめられました。ニューヨークの新聞に自分の記事を、ビロビジャン(ロシア極東部)の新聞に自分のインタビューを載せてもらいました。
今年はニューヨークの記事が英語に訳されて、2つ目の夢が叶いました。よかった。よかった。
今は記事を書くのにものすごい時間と労力がかかってます。なので、あんまりたくさん書けません。私は細かい文法が弱いのと、日本ローカルの独特な状況がうまく伝えられないのとで結構苦労してます。ということで、海外の人の助けを借りてなんとかやってます。これからだんだん書くことに慣れて、コンスタントに発信できるようにしたいです。これを次の夢にしようって思います。