飛行機に乗っている時に、いろんなビデオの中にItzhakというタイトルを見つけてハッとして思わずみたら、パールマンのビデオでした。バイオリンやユダヤに興味がある方はぜひ。
パールマンはテルアビブ生まれのバイオリ二ストです。子どもの頃からバイオリンが超上手だったようで、アメリカに音楽留学して、今でもアメリカに住んでいます。ヘブライ語も話します。音楽がイディッシュっぽくてワクワクします。
私はこのItzhakというビデオをみて、彼の奥さんも魅力的な方だなあと思いました。彼とイスラエルの距離感もなんとなくわかって、面白いビデオでした。
さらに、このビデオに出てくるバイオリン屋さんもすごく素敵な人で、いつかお会いしたいなと思っていました。その矢先、彼の友人が偶然別件で訪日し、知り合いました。おかげさまでバイオリン屋さんともメールでやりとりできました。イディッシュ語をやっていると、世界は狭いな、面白いなと思うのでした。
ちなみに私はこのビデオを2月にカリフォルニアに行ったときに見ました。UCLAのラディノ語(ユダヤ・スペイン語)の国際シンポジウムで発表した帰りでした。ラディノの会に行って、パールマンのビデオをみて、なんとも贅沢な数日間だったなあと思ったのでした(イディッシュやって本当に良かったなとしみじみ思いました)。
ユダヤはマイナーなように見えて、いろいろなところで接する機会があります。それにビビッとくると、人生が豊かになると思います。はじめて英語が読めたときのように、急にいろんな興味深い文化や考え方に気がつけるようになって、世界中でいろいろな発見があるはずです。