現在、渋谷や新宿の映画館で公開中の、コメディ映画『テルアビブ・オン・ファイア』のサメフ・ゾアビ監督とお話しました。
私はゾアビ監督のクリエイターとしての側面に共感しました。
イスラエル・パレスチナの文化人のインタビューでは、中東情勢への見解や態度の表明がもとめられがちですが、彼も例外ではないようです。
また作品の企画や資金集めにおいても、避けられない話なようです。あくまでやりたいのは映画作りな彼にとって、映画のテーマが限定されることには、かなり葛藤があるんじゃないかなと思いました。作品そのものを見て、笑ってもらいたいようでした。パレスチナ人は笑うのが大好きとのこと。そういえば私が留学中に出会った人たちはかなり明るかったです。
コメディが大好きなゾアビ監督、もし大成功したらどんな映画を作りたいかと聞いたら、Romaと即答でした。
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ゾアビ監督は、一日にいくつもの取材を受け、だいぶおつかれのご様子でしたが、いろいろと親切丁寧に答えてくださいました。