ユダヤ人と言語 Jews and Languages

みんな何かでマイノリティ。鴨志田聡子のブログです。All of us are minorities. By Satoko Kamoshida

授業参観で思ったこと

この前、近所の区立小学校の授業参観に行ってきました。

小学校の低学年が、自分たちができるようになったこと、好きなことを発表してくれました。みんなのプレゼンにとっても感動しました。担任の先生がいろいろ工夫してくださっているのがすごくよくわかりました。

子どもたちが楽しんで取り組んでいた感じで、超心に訴えかける発表をしてくれました。なんと、手話もあったんですよ!その子の発表のおかげで、たまたま近くに座ってたママたちが手話を学んでいることが発覚(私も手話通訳学科というところで文化人類学を教えてますので、手話にかかわってます。でもまだ全然できないです)。
最後にみんなが親に向けて「ありがとうの花束」という歌を歌ってくれました。思わず、「卒業式かっ?!」てくらいに感動して泣いてしまいました。自分の子はもちろんのこと、二年間見てきた息子のクラスメイトがみんなほんとうに成長しました。みんなそれぞれ好きなことがいろいろあって素敵だなとか、がんばってくれてる担任の先生ありがとうとか、自分が子育てしながら仕事して超大変だったけどやってよかったなとか思いました。ちょっと落ち着いてくると、来年度(4月から)の大学での授業はこうしようかなとか(いいプレゼン見てしまったので。泣きながら結局イディッシュ語に戻るのだった)考えたりもしました。

授業参観の日にみんなが「ありがとうの花束」歌いそうなことが何となくわかっていたので、なんとか泣かないで済まそうと思ってたのだけど、無理でした。そうこうしているうちに、隣のママがティッシュをくれて。。。涙が完全にあふれ出してしまったのでした。自分ちの子も、この学校で育ててもらって本当によかったと思ったのでした。

息子が帰ってきたときに「私泣いてるの見えた?」と聞いたら、「みんなそのこと話してたよ」とのこと。さすが小学校。