都内の保育園で年長さん向けにトルコのお話をしました。
地図や、以前トルコのユダヤ人に会いにいった時の写真を見せながら、自分の専門にもからめながら話しました。
アジアのはしっこに位置するトルコと日本は離れているけれど、いろいろなつながりがあって面白いなともいました。
この保育園では、給食にトルコ料理がでたそうです。みんな「おいしかった」と言っていました。本当にすごいです。。。
それにしても年長さんは、もういろんなことを知っていました。中にはトルコがアジアとヨーロッパの間に位置していて、イスタンブルの場所まで言える人がいました。世界の空港が好きで、ほぼ日の地球儀とか見ているそうです。好きって大事なことですね。
こんなに物知りだったら、NHKの人気番組の主人公、チコちゃんもびっくりなのではと思いました。
こんな、5才のチコちゃんが問いかける素朴な疑問にあなたは答えられますか?
知らないでいると、チコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と叱られます。
こんなにすごい年長さんがいるとなると、大人もぼーっと生きてられないですね。
ところで年長さんは、来年度から小学校ですので、お昼寝なしでお勉強することになります。私が授業をしたのは、ちょうどみんながいつもお昼寝していた午後2時からでした。途中ちょっと心配しましたが、最後の質問コーナーまで無事に起きていてくれました。子どもたちの質問は本当に素敵で・・・。私も改めて世界について考えるきっかけになりました。
授業の後で、質問やコメントを言いに来てくれた子たちがいました。「ハワイ行きたい」という人もいたので、「大人になっていっぱい働くと行けるよ」と伝えました。「どうしてそんなに物知りなの?」ときいてくれた子もいました。
それにしても子どもの好奇心はすごくて、気持ちも素直です。大人になってもこんな姿勢で学べるのが理想だなと思いました。
ちなみにチコちゃんのこんなニュースをみつけました。
「チコちゃん」に大賞 文化庁メディア芸術祭 - 産経ニュース
すごいですね。