ユダヤ人と言語 Jews and Languages

みんな何かでマイノリティ。鴨志田聡子のブログです。All of us are minorities. By Satoko Kamoshida

言語学習と交流:ユダヤの場合2

前回のつづき)

言語学習の現場に限らず、イスラエルでは日本で言うカレーのスプーン数杯分をどっさり入れる人が多いです。

「(本当はいつもどおり入れたいけれど今日はスプーン(←カレーの)
一杯にしておくよ。私、ダイエット中だから」というのも何度か聞いたことがあります。

砂糖の量のこだわりについてのディスカッションをして、あとはダイエットシュガーを選ぶ人もいます。
私は砂糖なし派ですが、入れた方が美味しいから試すように説得されたりして、入れることもあります。

そうすると、どうしてもコーヒーの周りで「もたもた」します。

紅茶の周りはどうかというと、普通の紅茶の他にフレーバーティーの種類が結構あったりして、選んだりする(しかも美味しかったかどうか他の人に聞いたりする)ので、やっぱり結構「もた」つきます。

紅茶にすればややスムーズかというと、当然ながらお湯が入った大きな容器はコーヒーと紅茶で共通なので、人だかりができてしまったりして。

アメリカのラディノ語の会では、抽出してあるコーヒーがデリバリーされて
大きな容器に入っていて、それを自分でコップに入れて飲んだ気がします。
紅茶は。。。あったかどうかもう覚えていませんが、きっとあったとおもいます。

いずれにしても、いつもそれなりにもたもたしてしまいます。
そしてそんなときは、誰か話しかけてくれます。

こうした「もたもた」の中で生まれる新たな会話は、とても貴重だなと思います。

そういえば、講師も平等にそこでコーヒーや紅茶をいれて同じお菓子をつまみますので、講師と受講者も自然と雑談する機会が生まれます。

(つづく)

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