ユダヤ人と言語 Jews and Languages

みんな何かでマイノリティ。鴨志田聡子のブログです。All of us are minorities. By Satoko Kamoshida

言語学習と交流:ユダヤの場合1

言語学習活動と交流は私の大きな研究テーマの一つです。

最近、日本では、お茶会やランチ会、飲み会などの「アフター」が結構大事にされているということに気が付きました。
確かにこれまで私が通った外国語の学校でも確かに「アフター」的なものは多かったです。
「職場の懇親会」という言葉も、よく耳にします。

ユダヤ人の場合はどうだろうと考えてみました。

これまで受講したイディッシュ語やラディノ語のクラスでは、講師と受講者の交流が非常に活発でした。
「アフター」的な会は少ない気がします。

とはいえ、一緒に学ぶ人たちの交流はとても活発です。しかも長く深いことがよくあります。

授業後に交流会を設けないのなら、いつどうやって交流しているのでしょうか。

大人向けの語学のクラスでは、授業と授業の間にちょっと長い休憩時間があることが多いです。
2、3コマあると、その休み時間に結構いろんな人と話せます。
他の人たちの話も聞こえてきます。

15分以上の休憩時間に、セルフサービスのお茶やお菓子がドサッと出て、みんな勝手に取ります。
セルフサービスが結構良いのかもしれないです。

コーヒーやお茶をいれるときに、知らない人ともコップやスプーンをパスし合うなどして、もたもたします。
そのうちに話しかけてもらえます。

コーヒーの種類が大きく2つあります。
1)ネスカフェ(粉を入れてお湯で溶かす)と、
2)トルココーヒー(溶けないコーヒーの粉にお湯を入れて混ぜて沈んだら飲む)の2種類があります。まず、どっちが良いか。
私は(2)が好きです。

そして、砂糖のチョイス(議論になりやすい)です。

入れるか、入れないか。
何杯入れるか。

(つづく)

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