最近イスラエルの首相になったベネット氏が出てきたので、昔(2016年)書いた記事ですが、彼のこともちょっとわかります。学校推薦図書になりかけたパレスチナ人とイスラエル人の恋愛小説。ベネット氏がしたことは?そこでイスラエル人がとった行動は?
ニュースで見えきれないイスラエルがちょっとわかります。せっかくなので紹介させてください。
鴨志田聡子「恋愛小説がイスラエル社会で騒動に」(『季刊アラブ』pp.24-25)。
小説ではイラン系ユダヤ人がアメリカでパレスチナ人と大恋愛するが…というお話です。書き手はイラン系ユダヤ人の人気女性作家です。
タイトルの『生垣』(英題『ボーダーライフ』)が2人の仲を切り裂きます。パレスチナ問題を考えるとき、当事者たちのジレンマを一部でも垣間見ると理解が進みます。
この『季刊アラブ』の目次を見ると都知事になられる前の小池百合子氏の「エジプトに抜かれる!?日本の女性参加」(←必読)の隣です。
『季刊アラブ』は面白い記事がいっぱいですのでぜひ他の号も見てみてください。
今後どうなるでしょうか。
『生垣(ボーダーライフ)』は、面白い小説です。すでにいろいろな言語に訳されていて、ポーランド語に訳したのは友人でした。映画化を機に日本語に訳されると良いですね。