2月の後半に悩んだ末、念願の長崎出張を決行しました。1週間に満たない短期間で、長崎市内をいろいろ周りました。現地の研究者/活動家の方がサポートしてくださり、いろいろな方にお会いすることができました。
偶然ですが、私が行ったのはちょうど長崎の知事選があったときです。コメダ珈琲で地元の新聞を読みながら、現地の事情を目の当たりにしてかなりの衝撃を受けました。
他にもいろいろ細かい、驚くようなことがあったのですが、自分の中でも消化できず、しばらく家族などに心配されるほど、ダメージを受けていました。
そんな中、そうそうたる方々が、やさしく私のまとまらない話をきいてくださったり、状況を受けとめてくださったりして、なんとか持ち直してきました。
今思い出すと、とても気温が低く、風もあって寒かった。そんな中、多くの時間を外で過ごしたので、冷えました。でもそれ以上に、沸き立つ何かが身体や頭を巡っていました。
寒い長崎でありがたかったのは、市電、駅ビルの回転寿司、長崎ちゃんぽん(リンガーハット、空港)、コメダ珈琲(長崎原爆資料館から近い)などでした。そしてなんとも人が優しい。長崎のことばもよかとばい(使い方、間違えてたらすみません)。
被爆者や被爆者の調査をしている方々が、あたたかい部屋でやさしく迎えてくださったことに感謝しています。私が長崎のことばを話せたらどれほど良かっただろうか。と思いました。
イディッシュ語の調査とリンクするところが多く、これからも行きたいです。ただこんなにいろいろなことに興味を持って、私が一体何人いたら間に合うのでしょうか。非常に難しいですが、何かしたいです。
長崎でのことを少しずつでも学んで、自分のことばにしたいと思っています。
大学時代のバイト先(某通信社)の上司が、ブログを読んでくださっているとのことで、思い切っての投稿再開でした。