ユダヤ人と言語 Jews and Languages

みんな何かでマイノリティ。鴨志田聡子のブログです。All of us are minorities. By Satoko Kamoshida

イディッシュ語はドイツ語じゃありません!

最近、「ドイツ語とイディッシュ語はほとんど同じなんでしょ」と数人から言われました。違います。ツイッターフェイスブックでもイディッシュ語が「ドイツ語の一方言」扱いされたことで炎上してたらしいです。今週ぶらっと行った複数のところでそれが話題になっていました。二つは違う言語です。聞いて読んで喋って書いて、訳して...と、実際いろいろと使っている人には違うってことがよくわかります。
どうせ同じなんでしょって思っている方は、それなりにはご興味をお持ちだと思いますので学んでみてください。生きたイディッシュ語に触れると、考え方も変わり、新しい世界が見えてきますよ!あと、楽しい仲間もできます。人生豊かになりますし、ほかのことば、自分のことばのことも見えてきます!
それにしてもイディッシュ語で炎上するほど注目されているんですね。2年間頑張って外大と東大で教えた甲斐があったってもんです!嬉しいと思っておきます。
ことばは生きています。どんなことばもみんな大事です。大切にできるといいですね。

『クザリ』――文学・哲学的創造とその伝承

今日はこちらの↓シンポジウムに向けて東大で『クザリ』の読書会をしました。『クザリ』はユダヤアラビア語で書かれたんですよ。われわれはヘブライ語、英語、ドイツ語で読んでます。

スペイン、イスラム地域のユダヤ人、ハザール人などにご興味がある方はどうぞシンポジウムにいらして下さい。

科研費特別シンポジウム

『クザリ』――文学・哲学的創造とその伝承

 日時:2018年3月10日(土) 13:00-18:00
 会場:東京大学本郷キャンパス 法文1号館 219教室
 プログラム:
 13:00-13:15 趣旨説明
 13:15-14:00 根本 豪 (エルサレムヘブライ大学修士課程)
   「理性の前の宗教 クザリとその射程」
 14:00-14:45 飯郷 友康 (東京大学非常勤講師)
   「近世におけるクザリ受容の一例」
    (休憩)
 15:00-15:45 長塚 織人 (東京大学博士課程)
   「ユダヤスペイン語文学における対話と弁証
    ――アブラハム・カポンの親スペイン的小

               品を例に」
 15:45-16:05 コメント① 山城 貢司(日本学術振興会特別研究員PD)
 16:05-16:25 コメント② 向井 直己(京都大学特定研究員)
     (休憩)
 16:45-17:45 全体討論

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「ドイツ語から見たイディッシュ語の特徴」by上田和夫先生

イディッシュ語のクラスを受講される方から、「ドイツ語とイディッシュ語を比べたい」というご要望がしばしばあります。私は比べるのがあんまり得意じゃないですので、長年イディッシュ語を研究されてきた上田和夫先生の論文「ドイツ語から見たイディッシュ語の特徴(1), (2)」(福岡大學人文論叢)をご紹介しようと思います。

これらの論文は↓PDFになっています。下のクリックすると、いきなりダウンロードできます。

(2)の冒頭の引用はかなりインパクトあります。例文は今の口語のイディッシュ語と違うものもあって、出典に興味があります。イディッシュ語も他の言語と同様、時代や地域、話者集団(その言語を話す人たちのグループ)によってだいぶ違うので。引用というより話者に聞いたんだろうか。いずれにしてもドイツ語とイディッシュ語の比較をさらっとしたい方におすすめです。
「ドイツ語から見たイディッシュ語の特徴(1)」by上田和夫

https://fukuoka-u.repo.nii.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=repository_action_common_download&item_id=990&item_no=1&attribute_id=22&file_no=1&page_id=13&block_id=39
「ドイツ語から見たイディッシュ語の特徴(2)」by上田和夫

https://fukuoka-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=1012&item_no=1&attribute_id=22&file_no=1

上田先生が研究に使われた超貴重なイディッシュ語の本や雑誌の一部を譲り受けました。それを見ると先生が非常に真剣に丁寧に文献研究をされたということがよくわかりました。私が上田先生に初めてお会いしたのは、2011年に博士論文を書いたあとでした。上田先生もその頃大学書林から『イディッシュ語辞典』を出されて(イディッシュ語研究が日本でなされていることが話されるときにいつも引き合いに出される世界的に有名なガチな辞書です)、出版記念の講演をされた時でした。

イディッシュ語辞典 - 株式会社大学書林

初めて会った瞬間、お互いにイディッシュ語が大好きなことがわかりました。上田先生は当時九州にお住まいで、私は東京で、それまでは手紙でやりとりさせていただいたのです。直接お会いして、物理的にも精神的にもなんだか急に距離が縮まったのを覚えています。

上田先生は文献研究が中心、私はフィールドワークが中心ですので、研究手法も全然違うのですが、事実に基づきイディッシュ語の世界を探究する姿勢が同じことを知りました。上田先生からいただいた本や、共通のユダヤ人の知り合いから聞いた話でそれがよくわかりました。

ある言語の研究にかかわるとき、私は話者の世界観を学びそれを尊重することは非常に大事だと考えています。その言語の所有権は、彼らにあるのですから。

3月27日ポスト=トラウマ時代:イスラエルと日本

山城さんより講演会のお知らせです。山城さんは当日解説・翻訳者をされます。彼によれば、テーマはトラウマと文化に関するもので、ホロコーストや「戦後」の問題も扱う予定で、関連分野は、社会学・心理学・歴史学・哲学あたりだろうかとのことです。アタリア先生はまだお会いしたことがないので知らないですが、山城さんは優しいし、とっても面白い方です。イスラエルユダヤのことに大変お詳しいです。

 以下、講演会のお知らせより引用です:

東海大学文明研究所・公開講演会 2018 年 3 月 27 日 15:30~17:20

「ポスト=トラウマ時代:イスラエルと日本」
ヨハイ・アタリア(イスラエル,テル=ハイ・カレッジ上級講師)

通訳・解説:山城貢司(日本学術振興会特別研究員 PD/東京大学)


講演要旨
本講演の第一部では、今日我々が生きている社会を「ポスト=トラウマ的社会」と定義で きるかどうか明らかにしたい。この論点の検討において、日本とイスラエルは、決定的な 位置を占めていると思われる。「アウシュヴィッツ」と「ヒロシマ」−−それが起きたこと で、「人間」の概念が意味を失ってしまった「出来事」−−は、各々独自の仕方で、文化の 中のブラックホールを形成している。続いて講演の第二部では、「行動化」と「徹底操 作」という二つの基礎概念に焦点を定め、イスラエルと日本が、それぞれ似て非なる仕方 で、第二次世界大戦の顚末とどのように向き合っているかを見定めたい。イスラエルが、 究極の生贄という意識状態の中で「身動きが取れなくなっている」一方、日本は、加害者 であったと同時に犠牲者でもあった過去の記憶とのより複合的な対話を続けている。
*講演は英語で行われ、セクションごとに日本語での要約が補足されます
講師紹介
ヨハイ・アタリア(Yochai Ataria)。テル=ハイ・カレッジ上級講師、オープン・ユニバ ーシティ研究員。トラウマに関する理論的・経験的・哲学的論文多数。複数の編著あり。 近著に、The Structural Trauma of Western Culture (Palgrave Macmillan, 2017)。また、 Body Disownership in Complex Post-Traumatic Stress Disorder が来年刊行予定。
会場
東海大学湘南校舎,19 号館 3 階 307 室(ミーティングルーム4)

アクセスマップ

http://www.u-tokai.ac.jp/info/traffic_map/shared/pdf/shonan_campus.pdf

チラシ↓ 

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塩焼きそば

学部時代の指導教官の大好物でした。

俺の塩 | 商品情報 - 東洋水産株式会社

先生は研究室の入り口に時刻表と俺の塩という焼きそばを重ねて置いていました。まわりの店で食べたいものがほとんどないから(一軒しか決まった店がなかったのです。今はその店もつぶれちゃいました)、俺の塩を研究室にキープしているとのことでした。

大学院入試に合格した時、先生の研究室で一緒読書会をしてた先輩が、俺の塩を4個くらいくれました。

何年も前のことなんですが、その先生は亡くなってしまいました。本当に悲しかった。

今でも塩焼きそばを食べると先生のことを思い出します。

御礼!ワークショップ満席になりました

以前↓こちらでもアナウンスしたヘブライ語入り名刺作りのワークショップすぐに満席になったそうです。

Feb 24 Shibuya Hebrew Letter Print Workshop ヘブライ文字の活版印刷の名刺 - ユダヤ人と言語

予定人数をオーバーする申し込みがあり、締め切り前ですが受付終了になったとのことです。

10人以上集まったことに安心した一方で(何人集まるんだろうって思ってました)、どういうところにニーズがあるんだろうと不思議に思っています。参加者の方々にお会いするのが楽しみです。

イディッシュ受講者紹介 + Sandy Fox + Lily Kahn (2014)

東京外国語大学オープンアカデミーのイディッシュ語講座初中級の受講者の皆さんのご紹介です。

まずはこの講座が長めの方から。

まずは我らに人生の先輩でもあるMileStoneさんです。イディッシュ語学習者だけではなく、熟練のブロガーさんです。

MileStone さんはブログにこれまでのイディッシュ語のクラスで何をやったか書いてくださっています。4月から初中級の講座を受講してくださる未来の仲間の方はMileStoneさんのブログをご参照ください!

こちら:

MileStone 이선희 팬

それにしても「イ・ソンヒファンの日々よしなしごとの綴り」と副題のつけられたブログの中にイディッシュ語の話が出てきてなんとも珍しい、おそらく世界初のマリアージュです。

さて次は第二外国語イディッシュ語というアーティストのあやさんの作品です↓

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ホワイトボード書く係を担当していただきました。アーティストですから、さすが文字も絵もお上手でバランスも素敵。自分で書いた時はバランスが悪くてホワイトボードに全員書ききれなくなりましたから、あやさんがいらっしゃって助かりました。リリー・カーンさんのイディッシュ語の教科書(77ページ)にある家族の絵を描いてくれました。

イディッシュ語フェミニストポッドキャスト運営者であり研究者のサンディー・フォックス(Sandy Fox, NYU)さんによれば、このリリー・カーンさんの教科書の値段が今超高騰しているようです。

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中古で可の本が3000ドル以上って。手元のリリー・カーンは中古で4千円くらいで買いました。。。コンディションいいんですが、なぜかインドっぽい香りが消えません。

Sandyさんの投稿に寄せられたコメントによれば、↓下のリンクからだとまだ安く買えるとのこと。よかったですね。

Colloquial Yiddish New Edition w/Free Audio Online by Lily Kahn – Yiddish Book Center Store

さてさて、最後になりましたが、今年度の秋冬学期からの受講してくださっているのが、ジンタラムータさんたちです。さすがクレズマーのプロ(国内外で有名なアーティストさんなんですよ)、もうすでに、イディッシュ語で読み書き(もちろんスマホでも)そろばん(この前は足し算しました)できます。すごいですね。

ジンタラムータさんたちについては、このブログでいつか紹介させていただきたいと思っているのですが、とにかく壮大なスケールで。。。私にはまだ書けません。また改めて。

ちなみにFacebookではジンタラムータのみわぞうさんがクラスの紹介をしてくれています。

ってまさか受講生それだけ?!ってそうなんです!!来学期から増えると良いのですが。木曜の午後にお時間が取れたらぜひ私たちの仲間になってください!!!

東京外国語大学オープンアカデミー(イディッシュ語):

講座一覧 | 公開講座 東京外国語大学 オープンアカデミー 東京都府中市

 

ユダヤ・スペイン語(ラディノ語)の集会

2081年3月14-15日UCLAでラディノ語(ユダヤスペイン語、ジュデズモ) のシンポジウムがあります。ここに行けばラディノ語界の研究活動や文化活動の今の状況がもっとわかります。

 

この会には大学の名前とLadino(ラディノ)をつなげてucLADINOという名前がついています。私も来年行く予定です。詳しくは下記のリンクをご覧ください!

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More information:

ucLADINO | UCLA Alan D. Leve Center for Jewish Studies

英語の教科書

英語を教えることになって初めて知ったのですが、教師はなんと教科書の見本がもらえます。

私が知らなかっただけで、これはもうほとんどの人たちが知っているジョーシキだったのかも知れませんが。

出版社に見本を送って欲しいとお願いすると(多くの場合はオンラインでとても簡単に手続きできる)、すぐに送ってくださいます。

この仕組みについて知ったのは、超寒い日に非常勤先の大学の廊下に営業にいらしていた出版社の女性にお会いしたときでした。寒い中重い荷物を持たれて本当に大変だなと思いました。

教科書についての説明を聞いている間、そういえば学部の時の指導教官が、その出版社の名前をよく口にしていたということを思い出しました。多分いい出版社だと思って、もうちょっと話をうかがったところ、最後にペンを2本くれました。

来年度の教科書のことをそろそろ考えたほうがいいのかと知って、家に帰っていろいろ検索してみました。一気にいろんな出版社の教科書の見本をまとめて請求できるサイトを発見しました。こんな便利なものがあるのかと感動しながら、夜中血眼になりながら教科書見本を送ってもらうように申し込みました。

そんなこんなで、英語の教科書がたくさんあることを知りました。

今日は教科書も決まりシラバスも書き終わり非常に良い気分です。一通りの作業を経て、結局イディッシュ語のことをまた思い出し、イディッシュ語の教科書も作りたいなあと思ったのでした。

 

学ぶ理由

大学の通信制講座で布を使ったアートの勉強をしている人が「何のために学ぶんでしょう。結局自己満足じゃないですか。できたら嬉しいよ」と言いました。

その人とは京都の宿で出会いました。彼女が受講している大学の通信制の講座は、年に何度かスクーリングがあるらしいです。スクーリングは何日間か続くようで、その間は日本各地から受講生たちが京都に集まるようです。

初めて出会ったときに「何のために学ぶか」突然問われて、私はなんだろう、どうしたんだろう。と一瞬戸惑いました。が、その人は続けました「自分が何で学んでるか、周りの人たちから理解されないのが一番辛い」と。

60歳くらいの女性でした。その人は自分の作品を両手に持って眺めるような仕草をしながら「自分が幸せにならそれでいいじゃないですか」と言いました。とても幸せそうで、それだけでもその人にとっても周りの人にとっても学ぶ意味があると思いました。

翌日その人は、通信のクラスメイトと朝早く出かけて行きました。

スクーリングは、普段通信で学んでいる仲間同士が顔を合わせ喜びや苦労を共有できる機会で、とっても意味があることだと思いました。

 

シラバス

シラバスとは大学の授業の内容について書いてあるものです。
昔は重い本だったので持ち運びも大変だったんですが、最近はウェブで見られるようになりました。
最近いくつかの授業のシラバスを書いていて、自分が学生だった時に読んだシラバスのことを思い出しました。
なんの授業だったか忘れてしまったけれど、思想系だったでしょうか。授業内容はあんまり書いてなかったんですが、最後に「私を涙目にしてください」と書いてありました。
一体この先生には何があったんだろうかと思いました。その授業は取らなかったような気がします。
最近ではシラバスの書き方も、いろいろと決まりがあるらしいです。私もシラバス執筆のための講座を受けたり、面接試験の課題でシラバス書きをしたりして結構勉強しました。
そんなこんなでシラバス書きに時間をかけているので、誰か読んでくれるといいな、せっかくだからもっと面白く書きたいな、とか、でもそれは来年からにしよう・・・と(毎年)思っています。
最近は、各回(1学期15回ほど)の予習時間と復習時間、そのページ数を書かなければならない学校もあるみたいです。なぜだろう・・・。知り合いから聞いてギョッとしました。
ところで東大の人文社会系研究科のシラバスは面白かったです。私は自分がシラバスを書くとき、その大学でどんなシラバスが書かれているのかお手本になりそうなのを一応チェックします。予習時間や復習時間、ページ数などは全く書かれていませんが(全く必要ないと思います)、講師がその科目にどのような意味づけをしているかがわかり、情熱が伝わってきたし、非常に勉強になりました。

ホロコーストを生き延びた人たち

ホロコーストを生き延びた人たちに共通するのは、メンタルの強さだと思います。

私が知る限りですが。これまで会った人、映像で見た人、そしてホロコーストを経験した作家の文章は不思議とそうでした。彼らはポジティブで明るく賢いから生き延びられたのかもしれないし、生き延びたからそうなったのかもしれないし、分からないです。

ホロコースト生き残りの人の文章を初めて読んだのは自分が高校生のときでした。ヴィクトール・フランクルの『夜と霧』(みすず書房 1985)という作品だったんですが、まず怖かったです。あと著者はすごく運がいいと思いました。狂気に巻き込まれない冷静さと知性をもって、毎日生きてるうちに最後まで生き残りました。

この本からは「大変なときでも今を生きる、それだけに集中する、それが大事っ!」と学びました(でも結局、無駄にジタバタしちゃいます)。

さて、今度は自分が2006年からエルサレムに留学していた時に、ホロコースト生存者の方々に会いました。初めててあった時はとても驚きました。彼はぼくの経験を話してもいいかい?とヘブライ語で言った後にイディッシュ語で語ってくれました。私はことばがありませんでした。

私の研究しているイディッシュ語は東ヨーロッパのユダヤ人が話していた言語なので、こうして調査をしているとそういう人に会うこともあるんです。でも会うのもそれを知るのもごくたまにでした。

直接会った以外は、ホロコースト生存者のインタビューの動画をいくつか仕事で見たんですが、いずれの方もポジティブで冷静で、ユーモアと愛にあふれる素敵な方々でした。ツィピ・ラインベンバッハが親のホロコースト体験の語りを撮影した映画『選択と運命』という作品ではイディッシュ語の語りが日本語字幕付きで見られます。

ヘブライ語児童文学作家ウーリー・オルレブ(和訳がたくさん出てます)を読んだ時にやっぱ生き残った人はメンタルが超強いなと思いました(生き残ったから強くなったのか分かりません)。

ところで、先ほど話に出てきた『夜と霧』は必読だと思います。昔は霜山徳爾訳しかなかったんで読むのが大変でした。一週間かけて読みました。くじけそうになりながら、なんとか読んだ感じです。じっくり読めてよかったともいえます。『夜と霧 新版』 池田香代子訳 (みすず書房 2002) はすぐ読めます。一回本屋でちょっと立ち読みしたら全部読んでしまって(ちゃんと購入しました)、むかし一週間かかったのはなんだったんだろう〜って思いました。どっちも読めてよかったです。

富士山、心の故郷

私は富士で生まれ、小学校入学前までそこで過ごしました。ただ自称富士宮出身です。富士山が好きだからそう言っているのかもらかもしれませんし、そこですごした小学校時代がとても楽しかったからかもしれません。

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↑どこからかの富士山。静岡県三島市かな?

新幹線から見えた富士山が本当に素敵でした(富士川のところでとればもっと間近だったかなとおもいます)。子どものころは何でもないと思っていたけれど、高校卒業までずっと毎日見て育ったし、おばさんにもなったんでそれなりに「郷愁」みたいなものも感じるようになったみたいです。

研究発表で京都に行ったおかげで見られました。

研究会ではあたたかく迎えていたき、これまでそれほどお話する機会がなかった方々とに研究の接点が見えてきました。よかったと思ってます。

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↑途中の雪景色。おそらく米原駅のちょっと前くらいです。

Feb 24 Shibuya Hebrew Letter Print Workshop ヘブライ文字の活版印刷の名刺

英語の下に日本語でも書いてあります↓

Hebrew Letter Press Printing Business Card Workshop

Feb 24 (Saturday) 1:00PM - 2:30PM

Maximum 10 people
Ticket around 38 USD
At a printing studio in Shibuya
I’ll talk about Hebrew, it’s people and societies... will be provided
And people will try to write Hebrew cursive letters

You can write them in English or in Japanese. For more information: Printworks Studio Shibuya | レタープレス活版印刷×コワーキングスペース

 

2月24日、ヘブライ語活版印刷で名刺を作るというワークショップが、Printworks Studio Shibuya | レタープレス活版印刷×コワーキングスペースという活版印刷のスタジオであります。

スタジオウェブサイトよりコピー↓

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渋谷駅から歩ける距離で、かなりおしゃれな場所です。
まずはお試し企画ということで、10名限定です。
私も講師で参加します。活版印刷、試しにやらせていただきましたが面白かったです。なぜか現実逃避できました。ただかなり奥が深いようでプロとしてやって行くのは大変そうです。
筆記体の練習コーナーもあります。左から右に書く文字に触れてみませんか? 

研究会のお知らせ

【ご案内】関西パレスチナ研究会 2017年度第3回研究会
■日時 2018年1月27日(土) 13:00~18:00

■場所 京都大学総合研究2号館(旧・工学部 4号館)4階 AA401
地図:http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_y/(34番の建物)

■プログラム(予定)

13:00~15:00
研究報告:鴨志田聡子(かもしだ・さとこ)
東京大学大学院人文社会系研究科研究員、東京外国語大学関東学院大学非常勤講師)
タイトル:「建国が生んだ「ディアスポラ」:エジプトのユダヤ人の場合」

15:10~17:10
研究報告:高橋宗瑠(たかはし・そうる)
立教大学講師、元国連人権高等弁務官事務所パレスチナ副代表)
タイトル:「国連とパレスチナの人権保護」

*終了後、運営についての話し合いを行ってから懇親会を行います。
*ご参加の方は、資料準備の関係上、事務局の金城( honeyneypool[at]gmail.com :[at]は@に変えてください)までご連絡ください。

■主催:関西パレスチナ研究会
  (http://kansai-palestinestudies.blogspot.jp/
■共催:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 中東イスラーム研究拠点
 (人間文化研究機構「現代中東地域研究」事業)