2018年、我が家で大ヒットした本です。
オシッコショウヒャッカ
『おしっこ"小"百科』
ヤクプ・プラヒー 著
阿部 賢一 訳
内容
みんな、どんなおしっこしてるのかな? その成分、マナー、便器の種類から世界のおしっこ文化まで、ユーモアたっぷりのイラストで紹介。大人も子どもも楽しめて、ニヤニヤが止まらないよ!
著者
ヤクプ・プラヒー (プラヒー)
1989年チェコ生まれ。プラハ芸術アカデミー卒業。イラストレーター。広告、WEB、書籍装画など国内外を問わずさまざまなメディアで活躍している。翻訳者
阿部 賢一 (アベ ケンイチ)
1972年東京生まれ。東京外語大卒、カレル大学、パリ第4大学に学ぶ。現在、東京大学准教授。著書に『複数形のプラハ』、訳書にM・アイヴァス『もうひとつの街』、B・フラバル『剃髪式』他。
子どもから大人まで、みんな関係あることですし、じっく〜りどうぞ。
ちなみに小さな子どもが集中してこの本を読む姿は、とても知的で美しいものでした。たとえ“小”百科でも。。。
ちなみに私はこのページを見て、ある謎が解けました。
むかし某国の某大学でイディッシュ語セミナーに参加した時に教室の後ろの端っこが妙におしっこくさかったんです。まさかと思ったけど、そのビルも古かったしな。あの匂いはやっぱり。。。
こんな風にチェコの児童文学を読むことになるなんて。。。小百科といっても、私はこれは文学だと理解しています。
本のまえがきより:
ぼくは、もう22年も、おしっこのことを勉強していますが、このテーマに関する専門書があまりにも少なかったので、自分が知っていることをすべて注いで、この本をつくりました。
いつもクールでかっこいい阿部賢一先生ですが、密かにこんな本を訳されていたんですね(これからは東大の文学部が黄色く見えそうです)。
ヘブライ語も出てきて、私も少しお手伝いしまして、いただきました。
おしっこ"小"百科 :ヤクプ・プラヒー,阿部 賢一|河出書房新社