私がすんでいる国際大学都市の中にお城のような建物があって、その一階に学食があります。
中は混んでいる時はお金を払うまでが特に壮絶な感じです。一食3.5ユーロなので、円安物価高の中、破格で大変助かります(たまに学生証を見せるように言われることがあります)。メインディッシュのお皿は、ベジタリアン、グリル(牛肉を焼いていることが多い)、豚肉、魚から選べます。それにパン(かごの中に大量に入ったパンの中から手づかみで1つとります)と、デザートとか小さなサラダを合わせて2品つけられます(例外あり)。毎回何があるか何を選ぶか考えるととても楽しみです。とりあえずお腹がいっぱいになって、行くのが癖になります。グルメ度はご想像にお任せします。食事の写真は今度美味しそうに撮れたら載せます。
城っぽい建物が古いこともあってか、中の雰囲気は東大本郷キャンパスの安田講堂の下にある学食に似ています。食べている時も声や食器の音が反響して、かなり賑やかです。
アルコール消毒と「黙食」を推奨していた東大の学食が別の時代の夢の中の出来事のよう。アルコール消毒は見当たらず、マスクをしている料理人もほぼいません。大丈夫なのでしょうか。これで大丈夫なら我々のこれまでの我慢は一体?!
学食の行列や混んでる部屋の中では私は一応マスクをしているのですが、こんなに気をつけている自分って無駄?!
きっと無駄じゃないはずです。何度もコロナになったという人たちに会いました。自分がなったらと思うと、なんか怖いです。
そういえば東大の学食のラーメンが懐かしいです。博士課程の学生だった頃、ラーメン屋でラーメンを食べると胃痛がしてしまって、ラーメンというものが食べられなくなった期間がありました。でも東大の学食のラーメンは、優しく私の胃を満たしてくれました。ありがとうございました。
学食で毎日食べると太りそうなので、夜に国際大学都市の中をひとりで散歩します。インセクトホテルを見つけました。息子がいたらどんなに喜ぶことだろうかと思います。
ちなみにこちらは昼に見つけたインセクトホテル。
国際大学都市の庭は走っているたち、テニスをしている人たち、楽器を演奏している人たち、犬の散歩をしている人たちなどがいます。いろんな犬を見て癒されています。パレスチナっぽい音楽も聴こえてとても気になっています。