ユダヤ人と言語 Jews and Languages

みんな何かでマイノリティ。鴨志田聡子のブログです。All of us are minorities. By Satoko Kamoshida

コロナの状況

今日は大学からメールが送られてきました。いろいろ書いてありましたが私にとって衝撃的だったのは、エネルギー不足がやはり深刻だから「窓は閉めるように」とのことです。機械で換気していると。パリでは、公共交通機関は持ちろん、授業でも集会でも、大半の人がマスクをつけていません。なので、窓をとにかく閉めるというのは心配です。

↓いろんなカフェにくたっとしたクマが。

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ちなみに、みんな知っていることだとおもいますがやはり、トイレの後も手洗いしない人が割と多いです。街で見かけるアルコール消毒液は、結構な確率で枯渇したまま置かれております。アルコールがあっても消毒している人はほとんどみません。

レストランでは多くの場合パンが付いてきます。そのままつかんで食べています。日本の状況から考えると、信じられません。みんな生きてます。何より楽しそうです。日本であそこまでしなくても、大丈夫だったんじゃないか。とも思います。でも、これまでのことを考えると、なるべく対策した方が良さそうです。(でも、日本で外で近くに人がいないのにマスクするのはおかしいと思います。夏のマスク、学校のマスク着用の体育はもってのほかだと思います(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾)

おもちゃ屋さんでは、クマやカバ、パンダがシュールに飾られていました。

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行きつけの文化センターではコロナが流行っていて、結構人が休んでいました。あの人がコロナになっちゃったんだよと、普通に言っていました。今日は別の集会がキャンセルされて、主催者は病院にいるとのこと。みんなが元気になるのを祈るばかりです。私も公共交通機関(と密な教室や店)以外では基本的にマスクを外しています。日本と逆で、他の人がいるところでマスクをし続けるのが難しいのです。それもちょっとどうかと思います。でも気になるのは日本の状況です。

日本のとある公立学校では、コロナになった生徒の名前を隠すようなことがありました。精神衛生上良くないんじゃないかと思いました。そういうことをすると、余計懐疑的になるんじゃないのか、お互いに。と。それでも言わない方が良いんだろうか。隣の席の人がコロナになったとしても、秘密にしておく方が良いんだろうか。そうやって育った子どもたちはそういう事なかれ主義の社会を作るんじゃないか。

隣の席の人がコロナになったら、その子の体調が早く良くなって欲しいと願うと同時に、自分の体調を心配するもんじゃないのか。いろいろ考えました。

社会の課題を次々とむき出しにしてくれるコロナですが、早くどっかに行ってほしいです。