ユダヤの新年が近づくと、メールやSNSで「良い甘い年を」とユダヤ暦の新年のご挨拶が送られます。日本の年賀状やそれ的な投稿、年賀状メールに近いです。ただ年明け前から送られているのが違うなあと思います。
20世紀半ばに書かれたイディッシュ語の日記に、灰色の空、貧困と寒さの中、ユダヤの新年になって、ゲットーの通りは着飾った人であふれている。祝日ムードなのが救いだ。今日はぼくらが貧しいなんて思えない。みたいなことが書いてありました。
とにかく新年には、ヘブライ語やイディッシュ語、ラディノ語(ジュデズモ、ユダヤスペイン語)などの挨拶や、素敵な写真が飛び交っていて楽しいです。
「ユダヤ暦」と「西暦」で検索すると対応表や変換ソフトが見つかると思います。毎年時期を調べて、ユダヤの年末から年始にかけてユダヤ人のお友だちに会ったら、Happy New Year!というと喜ばれると思います。
↓おまけ。きれいになった早稲田の戸山キャンパス。(遊びに行って来ました。本文とは関係ありません)