ユダヤ人と言語 Jews and Languages

みんな何かでマイノリティ。鴨志田聡子のブログです。All of us are minorities. By Satoko Kamoshida

ハイブリッド授業

パリの教室で受けているイディッシュ語のハイブリッド授業、今日はオンラインで受けました。自分がコロナ陽性者だからかです。

なんと、今日はほとんどの方がオンラインでした。なかには咳き込んでいる方も。いつもは教室とオンラインが半々、またはオンラインの方がちょっと多いくらいです。コロナやらなんやら流行ってるし、こうして常に両方の選択肢があると良いなあと思いました。

私にとっては今回のハイブリッドは教室で受ける方が集中できて、オンラインで受ける方がきつい移動がないし、身体には楽だなと思いました(でも脚はむくみます)。オンラインだと感染する、させるの心配もなくて良いですね。

今日自分がオンラインで受講したおかげで、ハイブリッドの授業は、オンラインで受けるとこんな感じなんだなとわかりました。

ハイブリッドだと(まあ何にしてもそうですが)、先生に全部やらせるときついです(TAがいても良いくらい)。受講者が画面共有やチャットの担当を決めておくと良いと思います(別の人たちとやっている授業でもそうやっていてうまくいっています)。

ちなみに私は前回までは会場にいる時はチャットボックスに黒板の文字を書き込んでいたんですが(きっと受講者は黒板が見えないだろうと思って)、今日はチャットボックスへの書き込みは別の人がやってくれました。今日はオンラインで読んでる小説の画面共有を担当しました。

受講者たちが、自分たちの不自由しているところを補い合うとかなりスムーズだと思います。

今日オンラインの人が多かったので、オンライン会議用のカメラ&マイクowlの新たな機能を使いました。ますますこれをつかって自分も授業したいなって思いました♪宣伝ではなく本心です。

授業はショーレム・アレイヘムの小説をイディッシュ語で読むというもので、難しかったです。

終わってみて思うのは、こうして不自由を乗り越えて、コロナでも繋がれて良いなということと、やっぱりイディッシュ語難しいなということと、みんなで授業をつくっていくのは良いなということです。きっと良い思い出になると思います。

ハイブリッドは今後の自分の授業の参考になりそうです(これならやってみたいなと思いました)。将来はもっとすごい技術を使って授業をするんでしょうね。楽しみです。

夕食は家にあったレトルトカレーと冷蔵庫にあったしわしわになった野菜を合わせて、↓ここまでいけました!

f:id:syidish:20221213053222j:image

味覚鈍っているけど美味しかったです。このカレーは、普通のスーパーのアジア食材コーナーで見つけました。やっと使えました。冷蔵庫の野菜は切ってアク抜きしてからガラス容器でオリーブオイルを混ぜて、レンチンしました。楽に野菜がたくさん食べられました。ご飯は炊飯器で炊いたインドのお米です。今度タイ米も買っておこう。

順調なら明日に自主隔離解除です。