ユダヤ人と言語 Jews and Languages

みんな何かでマイノリティ。鴨志田聡子のブログです。All of us are minorities. By Satoko Kamoshida

抗原検査の陽性反応

もう一度抗原検査をしたら陽性反応がでました。Tのラインが赤くなると陽性なのですが、書いてある通りに何十分も待たずとも、すぐに陽性のラインがでました。人生の中で「決まる時は決まる」と思うようなことがいくつかありましたが、コロナもそうなんだなと。

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抗原検査キットを5回分貸してくださった方に本当に感謝しています。自主隔離解除の時にも使うと思うので、数回分あると安心なのですね。

食べ物をいただくと、一回一回涙が出ちゃいます。

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↑手絞りのオレンジジュース。ヨーグルトも、そういえば食べたいー!というもの。

自分では何が食べたいか何が必要か分からない中、本当に助かりまってます。早く治りたいと焦る気持ちはありますが、疲れとかが一気に出たのかも。絶対焦っちゃだめだと思いました。ここは甘えるだけ甘えて生まれ変わろう。

最初のうちはご飯をいただき、ジーンときて何も考えられなかったのですが、これだけお世話になると、年末が近いこともあって、かさこ地蔵のことを思い出しました。人のあたたかみを感じています。

地蔵もおじいさんとおばあさんの近所の人たちだったかも知れないな。と思いました。

私も美味しいご飯を作れる人になりたいな、プレゼントが上手い人になりたいなと思いました。私は自分が選ぶプレゼントが、相手の不要なものだったらどうしようと思ってしまい、とても苦手なのです。これは幼いときの経験からなのかなと思います。

先日、個人レッスンをしてくれているパリの巨匠が、いろんな人にクリスマスのプレゼントを買ったと言って包み紙を見せてくれました。プレゼントはどうやって選ぶの?と聞いたら、その人と長い付き合いだから、わかる。それでも青をあげたら黒が良かったと言われることがあるよ。と言っていました。

長い付き合いでもそういうことがあるのですね。長い時間かけていろんな人にちょっとずつ買っていくそうです。

ヨーロッパでコロナが流行った時に、スペインでは近所の人がパンを買ってドアにかけてくれるという話をきいて素敵だなと驚きましたが、私もフランスに来てこんなに良くしていただいて涙。いろんなコミュニケーションの仕方があるんですね。必要なところに必要なものを届けられる人って素敵だなと思いました。