ユダヤ人と言語 Jews and Languages

みんな何かでマイノリティ。鴨志田聡子のブログです。All of us are minorities. By Satoko Kamoshida

2022あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いします。

ここ数年、イディッシュ語でいろいろ読んだので、年末年始は何か違うことをしようと思って、日本語を読んでます。家族が寄ってきて、何を読んでいるかと聞くので、たまに音読します(音読は小学生の頃から下手でかなりの苦手意識があります。ついでに言うと語学にも苦手意識があります)。

私の母語は日本語です。けれどもそれでさえ、いざ音読してみると難しい。読み方や意味がわからない単語が出てきたりします。中学生向けの本でも本気で音読しようとすると、初見で良い感じに読むのはかなり難しいです。それがわかりちょっとホッとしました。イディッシュの音読でかなり苦労しているので(ヘブライ語はもっと)、日本語でも難しいのは慰めになりました。

年末に大量の本を送ってもらって、歓喜してました。でもそれもつかの間、本棚があいてないので困ってます。夫や近所の人に相談して、とりあえず、これまで読んだイディッシュ語の文章をスキャンすることにしました。スキャンは年末には終わるだろうと思っていました。でも読んだものが、意外と多い上、また読み出してしまったり、感動を思い出してしまったりして、なかなかすすみません。

スキャンすると、ファイル名と書類の上下は全部めちゃくちゃ(日本語や英語の書類をスキャンした時には、このスキャナーって天才と思いました。だいぶ古いのですよ)。ヘブライ文字を自動認識して、めちゃくちゃになってます。自動認識機能を切ればマシでしょうがなんかめんどくさい。自ら勝手に大変にしてるくせに、少数言語は苦労するなあなどと、マイノリティについて思いをはせていました。

夫からとりあえず休むように何度か言われました。あとちょっと、あとちょっと。作業はほんとにちょっとしか進まないのに時間だけ進みます。最後には力尽きて、リビングに行って家族から「お帰り」とか。帰るところがあってよかったです。

紅白を見ながらもう紅が勝つなと思って寝て、結果が聞こえて寝て。除夜の鐘も半分夢の中。最後は終電の車掌さんのようになった夫が年明けを知らせてくれました。

初夢は悪夢で、叫びながら目を覚ましました。良い年になることを祈るばかりです。

今から笑点の録画をみます。綾瀬はるか、大好きです❤️

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