ユダヤ人と言語 Jews and Languages

みんな何かでマイノリティ。鴨志田聡子のブログです。All of us are minorities. By Satoko Kamoshida

マルシェの激安アパレル系ムッシュ

今日はマルシェに行きました。

実は電話しながら歩いていたらマルシェを見つけただけです。ラッキーでした。

マルシェにはスーパーに比べて新鮮そうなのがあって良いですね!

でもまだことばがわからなくて、どの値札がどの野菜値段なのかわかりません。100gくださいとかも聞き取ってもらえず、優しい店でしか買えません。ほとんどの場合、勇気が出なくて買えません。じっと見つめているだけです。がんばって勉強しようと思いました。

英語ができる人も多いので、誰かしら助けてくれます。今は、買う時は一緒の列に並んでる別のお客さんに助けてもらっています。そのうち自分で買い物できるようになると良いです。

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野菜と果物はフランス、スペイン、モロッコ産が多い気がします。肉とかチーズも売ってます。肉はハム以外は国の名前をあんまり見ない気がします。フランス産かな。チーズとハムはフランスの他にイタリア産のを見かけます。今後もうちょっといろいろ見てみます。

マルシェで結構良い服が激安で売られていました。アウトレット的でした。Tシャツ1枚2〜5ユーロ、はんてんっぽいジャンパー20ユーロで、触り心地も良いのです。色がきばつなのと、やけているのと、サイズがLかSしかない、そして形も限られてますが、ここまでお得なら文句言えないですね。

助かった〜。ダンボールの中をあさり、自分が着られそうなのを一生懸命探しました!こんなに時間かけないで店で店員さんに相談して買うる方が、早く買えるはず。それゆえ勉強時間も確保できて良いんじゃないかとも思いました。悩みつつも探し続け、ようやく買うものが決まりました。「探せば、見つかる」イディッシュ語の先生がよく言ってます。

で、どこで買うんだろう。見回すと他のマダムが買っています。そこで店の人がちょっと強面のムッシュで、その人にお金を払わなければいけないのだということがわかりました。めっちゃフランス語じゃないと通じなそうです。5ユーロしか持ってなかったので、クレジットカードで買うしかありませんでした。ちょっと心配。でもここまでがんばって選んで後に引けません!

ムッシュに「これ欲しいと」意思表示すると、あっちの方に行こうぜ。とムッシュからの意思表示があり、何故か店から3メートルくらい離れたパラソルの下に連れていかれました。そしてそこで会計することになりました。さっきのマダムは別のところで会計してたのになんで私はこっちなんだろう。心配になりました。ムッシュスマホとクレジットカードの機械を取り出しました。そしてその2つを通信させました。私はクレジットカードで払いました。

ムッシュうたがってごめんね、でも、会計のために場所変えるの怖いよ。現金持ってればよかったよ!!クレジットカードからめっちゃ引かれたら、私どうすれば良いんだろう。と、心配になってきました。ムッシュはもう一度自分のマシンで支払い金額を見せてくれました。まあ、別のマダムがクレジットカードで買っていたし、大丈夫でしょう。

最後別れ際にムッシュから「日本人か?」と確認されました。そうだというとムッシュ満足気。コミュニケーションできないので、なんのための確認かわかりません。ちょっと心配でした。嘘をつくべきだったのだろうか。私にはできませんでした。まあ、ムッシュはただ知りたかっただけでしょう。

フランスで私のカードでクレジットカード決済しても、その場で引かれた金額がスマホのアプリに反映されないんです。値段がわかるのは数日後で、なんかいつも心配です。

家に帰って見てみると、服は2018年のコレクションだったようです。コロナ前か。とおもいを馳せてしまいました。本当に得したのかどうかわからぬまま、マルシェのホコリぽい臭いのするちゃんちゃんこを着てあったまってます。