ユダヤ人と言語 Jews and Languages

みんな何かでマイノリティ。鴨志田聡子のブログです。All of us are minorities. By Satoko Kamoshida

それはスペイン語だ

毎週一回、先生とユダヤスペイン語だけで2時間話すという特訓を受けています。ずっとオンラインでやっていて、途中一回休みがあったので、今週は久しぶりの対面でした。何度も「それはスペイン語だ」と指摘を受けて言い直しするように言われました。私のスペイン語はたいしたレベルではなく、勉強もしていないし使ってもいません。スペイン語の映画や音楽にも触れることがありません。

先生と理由をいろいろ考えましたが、要は大言語の日常生活への影響はとっても大きくて、どうしても避けられないのだろうなと思いました。マイナー言語はしゃべり続けるのが難しいですね。

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↑パリの端っこで見るセーヌ川多摩川が懐かしいです

寮に帰ってから気がついたのですが、自分の向かいの部屋の人がカタルーニャ出身です。彼女はスペイン語(母語)、カタルーニャ語(教育言語)、イタリア語(かなり流暢)、英語(その次に流暢)を話します。さらに最近フランス語を学び出したところ、自分の中の言語がぐちゃぐちゃになり、困っているといっていました。私と同じだ。と思いました。母語レベルで話せる言語にも問題が起きるなんて。勉強になりました。